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ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドはどうかな?

なぜかみずほ銀行からピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)の取り扱いメールが来たのでちょっくら中身をチェック。

当該ファンドは東北地方では、

でも売っている投資信託です。

1年決算型は今年7月に販売が始まったばかりのファンドです。一方、同コンセプトの毎月分配型は10年近く前から運用が行われています。

宣伝メールで来たものは為替ヘッジつきの円コースでした。

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ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドとは

日本を含む世界の公益株に投資して、長期的な配当金収益を得ようとするファンドです。

公益株とは電力や通信など、いわゆるインフラ関連企業の株式のことを指します。インフラ関連は景気動向に左右されにくく、長期にわたって安定的な需要が期待されるため、株式のなかでも安定性を求める投資先として需要があります(東京電力のようになる場合もありますが)

1年決算型円コースの運用レポートによると、主な投資先はアメリカを中心とする先進国の電力会社です。ポートフォリオの利回りは11月30日時点で3.9%なので結構な高利回りです。

なお、毎月分配型は基準価額が3,900円程度と悲惨なことになっていますが、これは分配金の出しすぎが原因です。分配金込みでの基準価額は15,000円程度なので、まったく儲からない投資信託でもないです。

よくある毎月分配型ですよね。

運用無期限を予定しているので、そのうち分配金は引き下げられると思いますが。

iシェアーズ グローバル公益事業 ETFでも良いのでは?

ところで、似たようなコンセプトのETFにiシェアーズ グローバル公益事業 ETFがあります。アメリカで運用されているETFで、日本からもSBI証券やマネックス証券などを通じて売買できます。

投資先も似ています。例えば、どちらも最も主要な投資先はアメリカのネクステラ・エナジーという電力会社です。組み入れ銘柄もだいたい80銘柄前後とやはり似ています。

iシェアーズ グローバル公益事業 ETFがピクテ・グローバル・インカム株式ファンドに勝る点は、経費率と分配金利回りです。

経費率では、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドが3%を超える買い付け手数料や1.5%を超える信託報酬を設定しているのに対し、iシェアーズ グローバル公益事業 ETFはその3分の1程度である0.47%です(買い付け手数料は証券会社に依存)。

また、分配金利回りも3.9%(ポートフォリオ利回り)のピクテ・グローバル・インカム株式ファンドに対し、iシェアーズ グローバル公益事業 ETFは4%超になっています。さすがに毎月分配型の表面利回り(1ヶ月の分配金総額 / 基準価額)には及びませんが、毎月分配型は出しすぎた分配金の分だけ基準価額が下げるので、結局はETFのほうが高くなるはずです。

iシェアーズ グローバル公益事業 ETFの難点は、分配金がドル建てになる点だと思います。「日本円の安心感」のためにピクテ・グローバル・インカム株式ファンドを選びたくなるのも理解できます。

それを除けばピクテ・グローバル・インカム株式ファンドよりも有利な運用ができそうです。

ちなみにiシェアーズ グローバル公益事業 ETFは2016年12月13日時点で一口45ドル程度(5,000円程度)から投資できますよ!

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まとめ

以上をまとめると、

  • ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドは国内外の公益事業に投資を行う投資信託
  • 経費や利回りを考慮すると類似テーマで運用されているiシェアーズ グローバル公益事業 ETFがおすすめ
  • iシェアーズ グローバル公益事業 ETFは分配金がドル建てである点がネック

です。

個人的には、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドを積極的に選ぶ理由はあまりないように感じます。ベンチマークの有無からみても、iシェアーズ グローバル公益事業 ETFのほうがおすすめです。

というか、筆者が欲しくなりましたわ。

なお、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)円コースは、基準価額は1万円を超えて上に行くでしょうが、為替ヘッジコストがどのくらいかかるかが気になります。意外とばかにできないという話もあるので、ヘッジされているから安心と考えるのはちょっと微妙です。

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