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銀行窓口で投資信託を買うと失敗しやすいのはなぜか?その3つの理由

大衆週刊誌やネットの情報サイトにはしばしば投資信託の運用失敗談に関する記事が出てきます。

そのような記事を見ると、投資信託は失敗しやすいものと誤認するかもしれませんね。

たしかに、投資信託で損失を出すこともありますが、株式やFXに比べるともっと容易に運用できるものです。筆者個人は、投資信託での運用こそもっと普及すべきだと考えています。

商品選びと運用方法さえ間違わなければ、投資信託は資産形成に利用できる優れた商品なのです。

以下、失敗談の舞台になりやすい銀行窓口での投資信託売買を例に、よくある失敗理由とそれを踏まえ私たちはどのように投資をすればを紹介します。

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銀行で投資信託を買うと失敗する理由

一言でいえば、投資信託を買う際に合理的な選択が行われていないためです。

販売側に知識がない

見も蓋もない話をすると、投資信託を販売する側に知識がない可能性があります。

お互いなんだかよくわからないものをわかってる風に話しているのですから、これではうまく行くはずもないです。

玉石混淆の中から無作為に1つ選ぼうとしているのと同じです(銀行の投資信託は大半が「石」)。

販売側の知識を試すなら、例えば以下のような質問をぶつけてみてください。

  • アクティブファンドとインデックスファンドの違いはなんですか?
  • 基準価額が1万円を割っていると割安なんですか?
  • 毎月分配型のデメリットはなんですか?

うやむやな答えしか返ってこないのであれば、その担当者を通じて投資信託を買ってはいけません。

「人気」「売れている」という理由で販売される

オススメ商品を聞いた際に、その根拠が「今売れています」と非合理的な理由だと失敗する可能性が高いです。「売れている = 成績が良い」ではないからです。

例えば、「人気」といった非合理的な理由で選ばれやすい投資信託に以下のような商品があります。

  • 1回あたりの分配金が高い毎月分配型
  • シェールガスやAIなど、ニュースを騒がせているテーマ(テーマ型投資信託)

1回あたりの分配金が高い毎月分配型は、運用成績の如何を問わず、買われやすい傾向にあります。この手のファンドは分配金を維持する為にハイリスクな商品に投資していることが多く、相場が崩れると大幅に損失を出す可能性があります。

また、シェールガスやAIなどのテーマ型投信は、すでに話題になって市場が盛り上がっているときに設定されることが多く、投資のタイミングが遅いのがネックです。ブームが去ると相場は値下がりしやすいので、やはり損失につながりやすいのです。

1回の投資で大金を投じてしまう

1回の投資で大金を投じると資産の触れ幅も大きくなります。1万円の1%は1,000円ですが、1000万円の1%は10万円ですよね。

投資額が大きい場合、相場が崩れると損失も大きくなります。退職金を投資する高齢者の失敗談はだいたいがこれです。

投資信託の基本的な運用は積み立てです。少なくとも、あなたが現役世代で、これから資産形成を計りたいと考えているなら、投資信託は積み立てで行うべきです(銀行で積立投資信託(積立投信)を始めたいあなたへ)。

銀行で積立投資信託(積立投信)を始めたいあなたへ
あなたが「資産運用は投資信託の積み立てがいいですよー」ってネットか書籍か何かで知ったとして、 あなたの自宅の最寄りにある、あの銀行で取引できるのかな? もし、銀行で積み立てるなら注意す...

積み立てを行うと時間的な分散投資が可能になります。時間的な分散投資は基準価額を引き下げを期待できる(ドル・コスト法)ため、下落相場への耐性もつきやすくなります。

加えて、積み立ての場合は投資額を少なく始められるため、自身の価値観にあったリスクリターンに調整しやすいのが利点です。

値が動きすぎると感じたら、より低リスクの商品を選べばよいのですから。

運用で失敗しないためには?

上記、逆のことをやります。

  • 相談は投資信託の知識がある人に
  • 「人気」を理由に商品を買わない
  • いきなり大金は投じない

投資相談をしたいときは投資信託の知識がある人を選ぶようにしたほうが良いです。

が、この相談者選び、実は結構大変です。というのも、銀行窓口の担当者にはいろいろなバイアスがかかっており、偏りのないフラットなアドバイスを得にくいからです。

筆者は相談者を選ぶ以前にあなた自身が投資に対する知識をつけることを強くオススメしたいです。そうすれば、人気を理由に商品を買うことも、無謀に大金を投じることもなくなります。

もし勧誘を受けたらどうする?

もし銀行窓口で投資信託の販売勧誘を受けたらどうすれば良いかに書きました。

もし銀行窓口で投資信託の販売勧誘を受けたらどうすれば良いか
地方銀行を長らく使っていて、特に大きなお金を出し入れしていると、「投資信託はどうですか?」と勧誘されることもあるはずです。 基本的にはその場での売買即決をせず、必ず自宅に帰って商品性のチェックを...

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まとめ

以上をまとめると、

  • 銀行で投資信託を買うと失敗するのは合理的な選択が行われないから
  • 相談者選びは実は難しい
  • 自分で知識を身につければ相談する必要はない

です。

なお、誰かに相談して商品を選んでしまうと売却(or ロスカット)タイミングも相談したくなる問題が生じます。

「売るべきでしょうか・・・?」とヤフー知恵袋などで相談している個人投資家も結構いらっしゃいますよね。

証券会社の営業に誘われ新光ゼウス(投信)を買いました。 | ヤフー知恵袋

このあたりは「サラリーマン気質ならでは」なのかもしれませんね。

筆者は、あなたが最初は失敗したとしても自分で考えて売り買いすることをオススメします。自己判断できると「売るべきかどうか」と気を病むこともなくなりますよ!(関連して銀行で投資信託の乗換勧誘されたらどうする?

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