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40歳貯蓄なしから老後に向けた資産運用の方法

[基本] 投資信託
Photo by ぱくたそ

以前書いた、以下の記事はどちらかといえば40歳より上の人たちに読まれているようです。

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この記事では、資産運用のスタートが40歳以降になればなるほど、運用が不利になると紹介しています。

「投資信託(インデックスファンド)を利用した長期投資」は、歳を重ねるほど難しくなるからです。

また、40歳以降の資産運用として、以下のような手法を挙げています。

比較的リスクの低い投資信託(インデックスファンド)への積み立て投資を行います。

そこで本記事では、40歳貯蓄なしから65歳までに資産を築くならどうすればよいかを一緒に考えたいと思います。

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老後に必要なお金

以下の記事を参考に2,000万円とします。

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つまり、40歳から65歳までの25年間で2,000万円貯めることを目標にプランを考えます。

もちろん、これは65歳までリストラなどなく働き続ける前提の話です。

リスクの低いインデックス投資でいくら資産を築けるか

以下、投資信託を用いた資産運用を考えます。

リスクの低いインデックス投資を実現する商品

今回は、

  • 国内債券:50%
  • 先進国債券:50%

で、考えます。具体的な商品で実現するなら、

  • ニッセイ国内債券インデックスファンド(手数料なしシリーズ)
  • ニッセイ外国債券インデックスファンド(手数料なしシリーズ)

です。これはSBI証券など、インターネット専業の証券会社のみで購入できる商品です。

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投信アシストによると、2003年3月から2017年3月までのこの組み合わせは、

  • リターン:2.9%
  • リスク:4.9%

といった成績でした。

これをもとに、乱数シミュレーション(モンテカルロ法)にて、将来の成績を計算しました。

なお、この計算結果はあなたの将来の運用を約束するものではない点にご留意ください(乱数計算参照時の注意点)。

計算上の運用成果

ケース1:毎月1万円の積み立ての場合

毎月1万円を積み立てると、平均的な運用成績は444万円になります。2,000万には遠いですね。

計算回数500回
積立年数25年
総積立金額300万円
最高評価額751万円
(+451万円)
最低評価額289万円
(-11万円)
平均評価額444万円
(+144万円)
元本割れ回数2回
元本割れ確率0.4%
毎月の貯蓄額は?

平均的な成績(444万円)だった場合、残りの約1,500万円は貯蓄で補う必要があります。

すると、1,500万円 / 25年 / 12ヶ月 = 5万円になります。

すなわち、毎月1万円を積立投資し、毎月5万円を貯蓄することで、25年後に2,000万円を手にできる可能性がある、となりますね。

両者を合わせると毎月6万円を残すことになりますが、可能でしょうか?

ケース2:毎月2万円の積み立ての場合

毎月2万円を積み立てると、平均的な運用成績は891万円になります。上手くいけば1,000万に達するかもしれません。

計算回数500回
積立年数25年
総積立金額600万円
最高評価額1,309万円
(+709万円)
最低評価額592万円
(-8万円)
平均評価額891万円
(+291万円)
元本割れ回数1回
元本割れ確率0.2%
毎月の貯蓄額は?

平均的な成績(891万円)だった場合、残りの約1,100万円は貯蓄で補う必要があります。

すると、1,100万円 / 25年 / 12ヶ月 = 約3.7万円になります。

すなわち、毎月2万円を積立投資し、毎月3.7万円を貯蓄することで、25年後に2,000万円を手にできる可能性がある、となりますね。

両者を合わせると毎月5.7万円を残すことになりますが、こちらはいかがでしょう?

ケース3:毎月3万円の積み立ての場合

毎月3万円を積み立てると、平均的な運用成績は1,311万円になります。運用で目指すなら、この程度の成績が妥当なところでしょうか。

計算回数500回
積立年数25年
総積立金額900万円
最高評価額2,209万円
(+1,309万円)
最低評価額790万円
(-110万円)
平均評価額1,311万円
(+411万円)
元本割れ回数5回
元本割れ確率1%
毎月の貯蓄額は?

平均的な成績(1,311万円)だった場合、残りの約700万円は貯蓄で補う必要があります。

すると、700万円 / 25年 / 12ヶ月 = 約2.3万円になります。

すなわち、毎月3万円を積立投資し、毎月2.3万円を貯蓄することで、25年後に2,000万円を手にできる可能性がある、となりますね。

両者を合わせると毎月5.3万円を残すことになります。

あなたの収入次第ですが、このあたりが実現できそうでしょうか?

もっと老後のお金が欲しい場合

話は簡単です。

  • 毎月の積立額を増やす
  • よりリターンの高いリスク商品を選ぶ

この計算で国内債券と先進国債券を選んだのは、運用が期待通りにならなくても、一定の運用成績を確保できることを重視したからです。

例えば、もっと別の商品に投資を行えば、もっと博打的な結果を享受することも可能です。

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先送りするほど厳しくなる

言うまでも無く、「来月から・・・」「来年から・・・」と先送りするほど、運用は難しいものになります。

短期間でお金を貯めるためには、積立額や貯蓄額を増やさなければいけないからです。

また、運用年数が減るほど、元本が割れてしまう確率も高まります

例えば、運用年数を10年で計算すると、元本割れで終わる確率は数倍~数十倍になるんです。

あなたが資産運用を始めるか迷っているなら今すぐ始めるべきですし、逆にやらないなら一生運用しないと心に決めるべきです。

一番ダメなのが、あとで決めようと先延ばしするパターンです。

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まとめ

以上をまとめると、

  • あなたが40歳貯蓄ゼロから老後資金2000万円を貯めるためには、毎月4~6万程度を残す必要がある
  • 投資額を増やすと貯蓄の額は少なめにできる
  • あなたが老後にもっとお金を欲しいと思うなら、積立額を増やすか、よりリスクの高い商品を選ぶ

です。

なお、この計算を参考に運用を始めるなら、以下の投資信託を扱う証券会社に口座を開設し、投資額を

  • ニッセイ国内債券インデックスファンド(手数料なしシリーズ)
  • ニッセイ外国債券インデックスファンド(手数料なしシリーズ)

に均等に投資します。

例えば、ケース3をモデルにするなら、

  • 2.3万円を貯蓄
  • 1.5万円をニッセイ国内債券インデックスファンド
  • 1.5万円をニッセイ外国債券インデックスファンド

で再現できます。

手数料なしシリーズはSBI証券や楽天証券、auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)、マネックス証券などを利用すると一通り購入可能です。

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