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初めての資産運用 積立投信

60歳から資産運用を始めるなら覚悟を決めて取り組むべき理由

投稿日:2017年4月24日 更新日:

Illustration by いらすとや

年齢ごとの資産運用の話を書いてきたので、せっかくなので60歳バージョンも書いてみました。

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後述しますが、筆者はあなたが60歳になっている時点で、すでに資産運用を通じて一定の資産を築いているべきだと考えています。60歳になってから始めるのは愚行です。

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高齢者は意外とリスクを取りがち

過去の事例などを省みると、高齢者の資産運用は自身の状況に見合わない高いリスクを取っていることが多いです。

おそらく年金以外の収入が無いため、そこを資産運用でまかないたいと考えるためだと考えられます。

ただし、これはだいたい失敗談が待っていることが多いです。

以下、2つのケースを見ていきます。

ケース1:老後の資産運用で期待される利回り

2011年と古い記事ですが、老後の資産運用では年利5~6%のリターンを希望する人が多いようです。

日経生活モニターに登録する読者を対象に、11年1月に老後の資産運用に関して調査した結果、60歳以上の人が期待する平均運用利回りは「年5~6%」が最多(グラフA)。ネット銀行の定期預金(1~3年)金利や個人向け国債の利回りが現在、年0.2~0.4%程度なのと比べ、高い利回りを求める人が多い。半面、48%が「手持ち資産の元本割れは困る」と答えた。
老後の資産運用、落とし穴に注意 | 日本経済新聞

もしこの利回りを期待できる商品に投資したら、どの程度の損益が期待されるか想像つきますか?

以下、投資信託を例に考えます。

年利5~6%の商品とは

投資信託の場合、例えば以下のような組み合わせで年平均5.7%のリターンを享受できました(投信アシスト、2003年~2017年の実績による)。

  • 日本株式:25%
  • 先進国株式:25%
  • 日本債券:25%
  • 先進国債券:25%

もちろん、この5.7%というリターンは銀行預金の利息とは異なり、常に安定なリターンを得られるとは限りません。

投信アシストの計算によると、このリターンの振れ幅(リスク)は10.7%です。例えば「5.7% – 10.7%」となれば、-5%のリターン、つまり元本割れの可能性もあるわけです。

そこで、これを元に乱数シミュレーション(モンテカルロ法)にて将来の予想をしてみましょう。

この計算は、あなたの将来の成績を保証・示唆するものではありません乱数計算参照時の注意点)。

この商品を運用するとこうなる

60歳スタートで、65歳までの5年間、以下4つの商品に毎月1万ずつ投資したとします。

  • 日本株式:毎月1万円
  • 先進国株式:毎月1万円
  • 日本債券:毎月1万円
  • 先進国債券:毎月1万円

その場合、乱数シミュレーションで得た5年後の成績は以下のようになります。

計算回数 500回
積立年数 5年
総積立金額 240万円
最高評価額 429万円
(+189万円)
最低評価額 180万円
(-60万円)
平均評価額 286万円
(+46万円)
元本割れ回数 74回
元本割れ確率 14.8%

高い確率で元本が割れるかも

ご覧のように、5~6回に1回ぐらいの確率で5年後に元本割れを経験している可能性があります。

基本的に、同じリターンとリスクでの運用が期待できる場合、運用年数が短いほど元本割れの確率は高くなります。

加えて、今回はそれなりにリスクも取った運用なので、それも元本割れ確率を上げる要因になっています。

ケース2:分配金に騙されやすいREITはさらに危険

ケース2として、高齢者に人気(?)の海外REIT(不動産投資信託)も例に挙げます。

高齢者の失敗談には、しばしば高分配の海外REITが登場します。高い分配金に魅力を感じた投資が絶えないのです。

しかし、これはもっと危険な運用になります。

例えば、2003年以降の海外先進国REITの成績は、

  • リターン:9.6%
  • リスク:22.8%

でした。これに5年間、毎月2万円ずつ投資を行ったとすると・・・

計算回数 500回
積立年数 5年
総積立金額 120万円
最高評価額 469万円
(+349万円)
最低評価額 48万円
(-72万円)
平均評価額 164万円
(+44万円)
元本割れ回数 107回
元本割れ確率 21.4%

と、さらに元本割れの確率が高まることに。

新興国債券とのセット売りはさらに危険

REITに新興国債券の組み合わせは酷い目にあいやすい商品の組み合わせ。にもかかわらず、「人気だから」と金融機関窓口で売りつけられる可能性がある組み合わせです。

この事例はもはや計算するまでもなく。

あとあと大衆週刊誌の「投資信託でお金を溶かした個人投資家」インタビューが待っているだけです。

60歳になる前に資産形成を完了させておく

ここまでご覧のように、60歳からリスクを取った資産運用を始めると、数年後の年金生活に入った時点で元本割れを経験している可能性があります。

基本的に運用期間が短すぎるからです。

それでも相応の資産運用を目指すなら、給与収入が無い状況下で、元本が割れている可能性も考慮して運用を行うべきです。

60歳から資産運用を始めるのは間違いだと思う

筆者は「60歳を超えてから資産運用を始めよう」っていろいろ間違っていると考えます。

本来であれば、60歳か65歳の退職期を迎えた時点で、老後の準備は整っているのが理想です。多少の出費ではゆるぎない資産があれば、上記のような運用リスクを取る必要もないからです。

だから、本記事をご覧のあなたがまだ働いている段階なら、今から資産運用を行っておくべきですし、あなたが既に60歳を超えていて、これから資産運用を始めようとしているなら、それは止めたほうが良いと筆者は感じます。

仮に60歳から始めるにして、せいぜい個人向け国債を買うぐらいです。リスクをとった運用はやめた方が良いです。

酷かもしれませんが、資産運用で生活を賄うよりも、働いた方が堅実で安定的な生活を期待できると思います。ほら、高齢でも働いている方って若々しい方も多いですし。

下記にも似たようなことを書きました。

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60歳からの資産運用の前に必ず考えたいこと

「60歳からの資産運用の前に考えたいこと」という検索ワードがあったので、これに対する筆者の考えを紹介します。 先に述べておくと、筆者の見解は基本的には以下で述べた通りです。 なお、たかだか30代の若輩 …

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この記事の話は毎月分配型には適用できません

ここで紹介した話は、銀行などで売っている毎月分配型の投資信託には適用できません。ここまでの計算は分配金が出ることを考慮していないからで、分配金を考慮すると話はもっとややこしくなります。

ただ、基本的には毎月分配型もリスク商品であることに違いはありません。決して、利回りの良い定期預金じゃないんです。

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まとめ

以上をまとめると、

  • あなたが元本割れを困ると考えるなら資産運用はやらないほうが良い
  • 運用期間が短ければ短いほど、元本割れの確率も高まる
  • 間違っても、銀行で海外REITや新興国債券は買わないこと

です。

もっとも、この記事を60代超の方がご覧になっているとは思わないですけどね。インターネットを使って情報収集する層は、圧倒的に20~40代が多いのですから。

現役世代の私たちは「自分たちが将来老後を迎えたら、年利4~6%程度の商品が欲すると思うだろう」と考えた上で、日々資産形成を励むのが良いと思います。

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