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初めての資産運用

退職金を年利x%で運用する話を真に受けてはいけない理由

投稿日:2017年6月29日 更新日:

Illustration by いらすとや

先の記事に関連して、「老後までに1億円」でネットを検索したところ、以下の記事がみつかりました。

●退職金の運用で、老後の赤字を補てん
仮に退職金を2000万円と想定して、退職金を年利3%で運用するとします。その場合の年間の利息は税引き後で48万円になり、1カ月あたりに換算すると4万円になります。これだけあれば、老後まで貯めた蓄えを減らすことなく、ケース2の赤字をおおむね補てんすることができます。

今の預金金利から年利3%の運用は無理だと思われるかもしれませんが、目標利回り3%は、長期投資を前提に考えれば、そんなにリスクを取らなくても十分に達成可能な数字です。
老後の資金1億円って本当?どう準備する? | All About

オールアバウトに限りませんが、だいたいこういう話って様々なメディアで出てきますよね。

  • 退職金を運用する
  • その時の運用利回りはx%とする
  • 毎月換算でいくらの収入になる

しかし、この話をそのまま鵜呑みにして「退職金を運用すれば安心だね」と考えるのは危険です。

というわけで、以下この話の問題点を考えます。

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退職金を運用する問題点

退職金以降に大きな収入はない

まず、退職金そのものを運用する、という考えについて。

個人的にはこれに反対です

筆者は現役のサラリーマンが、収入やボーナスの一部を投資するのは大賛成です。もっともっと普及すべきだと思います。

でも退職金の運用には反対します。

退職金は私たちの人生の中で最後のまとまった収入になるはず。それを運用して、大きな損失を出したらどうするのでしょうか。

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最悪なのは、退職金を運用して生活費の足しにしようという考え方や退職後に起業しようというプランである。これは世のマネー誌や経済誌に当たり前のように書いてあるので、真に受けている人も多いが、とんでもない発想である。

退職金をもらっているということは、サラリーマン生活をまっとうしたということであり、逆に考えれば、退職金とは会社から貰える最後のそしてもっとも貴重なお金である。
今まで会社に守られて本格的な資金運用をしたことのない人が、定年退職して簡単に資金を増やせるほど資本市場は甘くない。貴重な退職金を減らすだけならまだしも、下手をすると全財産までも失いかねないのだ。
老後が心配なのでお金が欲しいという人は要注意 | お金持ちの教科書

運用利回りx%は銀行預金と異なる

マネー系の話題では「年利x%で運用すると」という仮定はよく出てきます。

しかし、重要な点として、この年利x%は銀行預金と異なり、毎年必ずリターンとして手元に残るとは限らない点が挙げられます。

インデックス投資で失敗する前に知っておきたいこと

よく、資産形成はインデックスファンドを利用した「インデックス投資」が良いと言われます。 筆者もそうだと思いますし、実際にインデックスファンドを利用した積立投資も実行しています。 が、インデックス投資に …

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投資でいう年利x%は、何年、もしくは10年を超える長い期間で運用したときに得られるリターンの平均値です。

だから、退職金の運用を始めた翌年にリーマンショックのような恐慌が発生し、年利-50%といった事態も起こりうるわけです。

また、一般にこの年利x%について、「どんな商品でどう運用するか」には一切触れられていませんので、実現可能かどうかがわかりません。

収入補填目的だとすると、配当利回りの高い、高配当株でも想定されているのでしょうか。

毎月の収入に分散させるにはテクニックが必要

記事中では、年利3%で運用して得た収益を、1ヶ月あたりの収入補填に利用しています。

ここにも少し問題があります。

というのも、例えば日本の高配当株式に投資したとしても、主な配当金の入金タイミングは6月と12月になることが多いです。

毎月コンスタントに数万円を入金させるためには、

  • きっちりとした家計管理下で、配当金を毎月に分割して利用する
  • もしくは、決算月の異なる株式やETFなどに分散投資する

などの対策が必要になります。

言うまでもなく、このあたりの手法は一切述べられていません。

「退職金を運用」する話を信じてはいけない

該当記事の本題は「退職金をどう運用するか」ではないので、「こうすればうまくいく」といった秘策をばっさり省いたのかもしれません。

もしくは、この方にお金を払ってアドバイスを受ければ、教えてもらえるのかもしれません。

そうだとしても、個人的には「退職金を運用すれば何とかなる」みたいな話を安易に出さないほうが良いとも感じます。

たしかに、インデックス投資などで平均利回り3%を目指すことは可能です。

でも、それをやってもいいのは、今安定的に稼いでいるサラリーマンであって、今後収入のない高齢者ではないと思います。

もちろん、市況的なところもあるので「退職金を運用して成功した」という話もあるでしょうけど(2013年以降は多そうですけどね)。

では、老後の収入補填をどうするか

というわけで対策についても考えます。といっても、以下ぐらいしか思いつきません。

  • 今すぐ運用を開始して、老後に備える
  • それでもお金が足りない場合は65歳以降も働く
  • 家族に協力を仰ぐ

実際に老後になって、退職金を貰って「お金が足りないね」となる前に準備を始めれば十分に間に合います。

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それでも収入が足りない、もしくはすでに老後になってしまっているなら、退職金を無理に運用することなく、継続して働くのが良いと思います。

もし退職金を運用するにしても、個人向け国債か定期預金のキャンペーン金利を狙うが現実的です。

やむをえず投資するにしても、もらった退職金を全額運用するのは厳禁でしょう。

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経験的に、60歳から資産運用を始めるなら覚悟を決めて取り組むべき理由あたりの記事をご覧になっている方は、60歳を超えたがお金が不足しているために、資産運用で起死回生できないか、と思ってるように感じています。

もし、あなたがそう考えているなら、上述の通り、無理に運用することなく、継続して働くことをオススメします。

資産運用って簡単に10倍20倍って増えませんから。

「運用しなければ老後が危ない」程度のお金を運用しても、正直期待しているほどお金は増えないと思います。

そもそも退職金を貰えるのか要確認

ちなみに筆者の父親は退職金の無い会社に勤めているので、「退職金を運用して老後安心」みたいな話とは、そもそも縁がありません。

「退職金を貰えると思っていたら、そもそももらえなかった」では、この記事以前の問題ですね!

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まとめ

  • マネー系コラムの安易な「年利x%で運用するとx円の収入が~」を鵜呑みにしない
  • 退職金を運用するときは、運用に失敗しても、その損失を補填する術はないことを覚悟しておくこと
  • どうしても足りない場合には働く。もしくは家族とも話し合ってみて

なお、70代や80代となると大病や介護でたくさんの支出が発生する可能性が高まります。

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いつまでも健康でないことを考えると、1日も早く老後の準備はすべきですし、1円でも多くのお金を貯める努力をすべきだと感じます。

そして、何より家族や親戚、友達との太い関係を築いておくべきです。

どちらかがあれば、なんとかなる確率は高まりますから。

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