青森県投資信託ブロガーが作る、つみたてNISAとiDeCoの資産形成ガイド

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初めての投資信託 質問

質問「投資信託のポートフォリオはどのように組んでいますか?」

投稿日:2018年6月28日 更新日:

メールでやりとりしている方から、「投資信託のポートフォリオはどのように組んでいますか」という質問をされたので、紹介したいと思います。

が、このブログでは定期的に触れているように、筆者は、

証券口座で国内株主優待銘柄を買っているので、つみたてNISAとiDeCoは海外に投資

という方針ぐらいしか立てておらず、あとはかなり勘に頼っています笑

というわけで、さすがに「勘でやろうぜ」とは言えないのでw、今回は投資信託のポートフォリオの作り方を一緒に考えてみたい、と思います。

なお、以下の話は原則として、投資信託(つみたてNISAやiDeCoは含む)に限ります。

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投資信託のポートフォリオとアセットアロケーション

最初に決めるのは「アセットアロケーション」

ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような投資信託を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。
もともとの語源は、紙ばさみや書類入れという意味で、欧米では紙ばさみに資産の明細書を保管していたことが言葉の由来となっています。
ポートフォリオが具体的な商品の詳細な組み合わせを意味するのに対し、大まかな資産配分のことをアセットアロケーションといいます。

出典:ポートフォリオ | SMBC日興証券

最初に述べてしまうと、ポートフォリオを組む際に大切なのは、先にアセットアロケーション(資産配分)を決めることです。

アセットアロケーション(資産配分) とは、投資家のリスク許容度、目標、時間軸に応じて、ポートフォリオ内の各資産の割合を調整することにより、リスクとリターンのバランスを取ろうとする投資戦略である。

出典:アセットアロケーション | 資産配分

アセットとは「資産」のことで、株式や債券、不動産、また生命保険や現金・預金なども含みます(これを「資産クラス(アセットクラス)」と呼びます)。

一方、アロケーションとは「配分」のことで、株式や債券などのアセットクラスに、どの程度の割合で投資するかを決めることです。

アセットアロケーションを考える必要性は、以下の東証マネ部の記事がわかりやすいと思います。

カンさんに聞く! アセット・アロケーションの考え方 | 東証マネ部

アセットアロケーションを決める理由

運用に失敗して、資産を大きく失うことを避けるため、または適切に資産を管理していくために決定します

例えば、ネット上の人気記事に影響されて、以下のようなポートフォリオを作ったとします。

ポートフォリオとしては3つの商品に分散投資していますが、この投資信託の投資先は全てアメリカ株式なので、投資しているアセットクラスは、米国株たった1つです。

これでは、米国株式の相場が崩れてしまったら、この3つのファンドの基準価額も値下がりするので、資産を守ることができません。

先にアセットアロケーションを決めて、次に商品を選ぶ

そこで、先に、

  • 株式:x%
  • 債券:x%
  • 現金:x%
  • ・・・

などとアセットクラスの比率を決定し、

  • 株式のファンド:eMAXIS slim 先進国株式インデックスやニッセイTOPIXインデックスファンドなど
  • 債券のファンド:ニッセイ国内債券インデックスファンドやたわらノーロード 先進国債券など
  • 現金:近所の銀行の定期預金やネットバンクの高利率預金など

と、アセットクラスの比率の決定→そのアセットに属する商品の選定、という流れでポートフォリオを決めていきます。

なぜ、株式のみでポートフォリオを組む人がいるのか

最後に一番儲かる(と考えられる)のは「株式」

では、次なる疑問は、「株式や債券などの比率はどうすればいいか」「適切なアセットアロケーションを教えて欲しい」みたいな話になるかと思います。

ただ、万人に最適なアセットアロケーションはないので、ここは少し筆者の話をします。

例えば、筆者のアセットアロケーションは、ざっくりとは

と、日本を除く株式のみで構成しています(実際には、ネタ要素で他にも投資信託を買っていますが)。

つみたてNISAで新興国への投資は必要なのか?

「つみたてNISAで新興国への投資は必要なのか?」 これは筆者も疑問に思ってたところなので、一緒に考えてみたい話題です。 経済成長すれば株価も上がるでしょ? 人口増えれば株価も上がるでしょ? 新興国っ …

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ネット証券の売れ筋ファンドも、eMAXIS slim 先進国株式インデックスや、楽天・全世界株式インデックス・ファンドなど、株式ファンドがよく売れる傾向にあります。

これにはおそらく、ちょっとした理由があります。

というのも、株式ファンドがよく選ばれる背景には、最後に一番儲かる(と考えられている)のは株式であることが影響しています(少なくとも、筆者はそう信じています)。

出典:長期なら株式投資がベスト 碩学が読む市場の先行き | NIKKEI STYLE

これはジェレミー・シーゲル教授が示した有名な図を加工したもので、伝統的なアセットクラス別のトータルリターンを示したものです。

過去200年間、ダントツで高いリターンをたたき出したのは株式で、次に債券が続きます

金は昔からある商品ですが、金はそもそも付加価値を生み出す商品ではないので、ほぼインフレに追従する程度の価格変化しかしていません。

株式のみで運用を行う投信投資家がいれば、このトータルリターンの図を知った上でアセットアロケーションを決めた可能性があります

少なくとも、過去で一番儲かったのは株式だったのです。

株式の価格変動に耐えられない場合に、債券を加える

とはいえ、株式は短期的には値動きの大きい商品です。

例えば、「損失の見込み額から考える「つみたてNISA(積立NISA)」のオススメ商品を選ぶ方法」では、著名なつみたてNISA対応商品が1年間で抱える可能性のある「損失見込み割合」を算出し、以下のようにまとめました。

  1. 株式100%の投資信託:投資額の30~40%/年・・・ハイリスクハイリターン
  2. バランスファンド:投資額の10~20%/年・・・ミドルリスクミドルリターン
  3. 特にローリスクなバランスファンド:投資額の10%未満/年・・・ローリスクローリターン

株式100%の投資信託は、最終的にはもっとも儲かる可能性が高いものの、単年では投資額の30~40%を失う可能性があります。

事実、2008年のリーマンショックでは、先進国株価指数(MSCIコクサイインデックス)は、円高も生じた影響で、ほぼ半値になりました。

1万円が5,000円になっても笑って済みますが、つみたてNISAを満額積み立てた800万円が1年で400万円になったら阿鼻叫喚です。

そこで、この単年での損失に耐えられないと思ったら、債券ファンドの出番です。

株式と債券をバランスよく保有することで、利益の一部を捨てる代わりに、損失の見込み額も小さく抑える、というわけですね。

株式と債券の比率はどのくらいがいいのか?

具体的な数値目安が欲しいと思ったら、

  • 100 – 年齢 = 株式ファンドの割合
  • 年齢 = 債券ファンドの割合

とお考えください。

これは特に強い理由があって求められたものではありませんが、たしか、「アメリカではこう考えられている」みたいなものだったと思います。

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実際のところは、年齢で決めるよりも、個人の経験なども踏まえて決定したほうが良いです。

例えば、年齢が若くても、1万円か2万円の損失でビクビクするようならば、債券多めにアセットアロケーションを組んだほうがいいです。

正直、このあたりは実際に投資してみなければわかりません

お金に関する勉強というのは、実際にお金を動かさずに机上の論理で勉強してもあまり役に立ちません。いわば水泳の本を100冊読んでも泳げるわけではなく、実際に水に入らなければ意味がないのと同じです。

そこで、ある程度運用できるお金ができる50代から勉強を始めるというのが現実的なのだろうと思います。では、若い人はまったく投資をしなくてもいいのかというと、そういうわけでもありません。私は毎月一定額をコツコツ積み立てて投資をするのが一番良いのではないかと考えています。これなら少額でも積立てていくことができますし、毎日の価格の動きが気になって仕事に影響が出るということもありません。

何よりも、たとえ金額が少額でも実際に経験することによって、価格が動く時の心理を体験するということがとても大切なのです。

出典:若いうちは資産運用よりマジメに働くほうが、はるかにリターンが大きいという鉄則 | Business Journal

ポートフォリオ(アセットアロケーション)の診断はどうする?

以下の2つを使ってみてください。

これは、ポートフォリオの良し悪しを判断するものではなく、あなたが考えたアセットアロケーションでどの程度の利益(や損失)が見込めるかを算出できるツールです。

どちらも入力すると「リスク」と「リターン」という数値が得られます。

  • リターン:年平均利回りのこと
  • リスク:リターンの標準偏差(1σ)のこと。リスクが大きいほど、リターンの触れ幅も大きくなります

理論上は、リスクを抑えて、リターンを最大化する(= シャープレシオを高くする)のが理想ですが、どちらも過去のデータに基づく算出ですので、必ずしも将来も同じくなるとは限りませんから、あまり神経質になる必要はありません。

バランスファンドを使うのはどう?

バランスファンドは確かに手軽ですが、2つ以上の投資信託を運用したくなったときにはデメリットにもなりえます

例えば、

とポートフォリオを組んだ場合、このアセットアロケーションの各資産クラスの割合を答えられるでしょうか?

難しいですよね。

この直感的な分かりにくさがバランスファンドのデメリットです。

そこで、バランスファンドを使って、アセットアロケーションを考える場合には、

  • アクティブファンドやターゲットイヤーファンドは選ばない(運用とともに、バランスファンド内のアセットアロケーションが変わるため)
  • バランスファンド自体のアセットアロケーションは事前に把握しておくこと

をオススメします。

例えば、eMAXIS slim 8資産均等型のように、アセットアロケーションが決まっているバランスファンドなら、複数の投資信託を組み合わせても、エクセルやスプレッドシートで計算すれば、簡単に資産全体の配分も求まります

あとは、投資額に割合に応じて、エクセルなどで計算していけば良いわけです。

つみたてNISAやiDeCoなど、非課税制度との関係

この話は、楽天証券の「トウシル」の解説が役立ちます(少々、難しいかもしれませんが)。

アセットアロケーションとアセットロケーション | トウシル

要点だけ述べてしまうと、

  • アセットアロケーションは資産全体で考える。つみたてNISA口座内の資産配分、iDeCo内の資産配分などと、個別には考えない
  • つみたてNISAやiDeCoなどの「器」の特徴を理解し、その器にあった資産を入れる

つみたてNISAやiDeCoは、どちらも運用で得た利益が非課税になる制度ですので、最大限活用するためには、できるだけ高いリターンを見込める商品(= 株式)を入れることになります。

すると、残りの課税口座内で預金や個人向け国債などのローリスク資産を保有し、つみたてNISAやiDeCoなどとバランスを取る、という感じになります。

つみたてNISAやiDeCoの「器」に入れる商品は1つ、ないし2~3程度までに抑えたほうが、管理はしやすいと思います。

筆者も現時点では、つみたてNISAやiDeCoでは、それぞれ1つずつの商品しか買っていません。

最後に:株式(優待銘柄・配当金銘柄)やロボアドはどうする?

では、最後に投資信託以外の商品についても触れておきます。

例えば国内株式(国内優待銘柄や配当金銘柄)は、投資信託で国内株式への投資割合をゼロにする or 減らすといった方法で対応可能だと思います。

また、REIT(不動産投資信託)なども同様です。

注意すべきはロボアドです。

これは筆者が別サイト(インストックネット)の記事のために作成した図ですが、ロボアドの投資先は投資信託や海外ETFです。

ロボアドは、言わば「フィンテック技術を用いたバランスファンド」であって、最終的なお金の行き先はここまで述べてきた投資信託と大差なかったりします

つまり、投資信託でアセットアロケーションを考えて、ポートフォリオを組める方にはロボアドは必要ないのです。

言いかえれば、投資信託のポートフォリオを組むことに、どうしても不安を強く感じる人がロボアドを使うべきで、その際にはiDeCoやつみたてNISAといったメリットを全て捨てることになります。

どちらが良いかは、あなたがご判断ください。

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まとめ

  • 有名商品を購入してポートフォリオを組む、のではなく、最初にアセットアロケーション(資産配分)を考えてから、各アセットクラスに対応する商品をそれぞれ選ぼう
  • iDeCoやつみたてNISAは運用益を非課税にする効果があるので、できれば大きなリターンを見込める商品を配置したい。その場合、資産全体のリスクを下げるならば、課税口座で個人向け国債や先進国債券を購入しよう
  • ロボアドは投資信託を使ったアセットアロケーションとバッティングするので、原則利用しなくて良い。逆に、ポートフォリオをどうしても組めない場合には活用しても良い

ポートフォリオを組む理屈としてはこうなのですが、実際に頭で考えるのは大変なので、筆者は株式一辺倒で「気絶」しようと思うわけです。

どんな相場であっても、最終的に「勝てる」と期待して、放置する、という考え方です。

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