青森県30代投資信託ブロガー作!つみたてNISAとiDeCoを使った資産形成ガイド

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積立NISA(つみたてNISA)

つみたてNISAで資産形成するなら知っておきたい5つの特徴

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つみたてNISA、もう利用していますか?

今回は「つみたてNISAで資産形成するなら知っておきたい5つの特徴」と題して、大手メディアは書かない(書けない?)ような、マニアックなネタを集めてみました。

  • 非課税期間は20年
  • 毎年の上限は40万円
  • 投資信託なので100円から投資できるし、いつでもやめられる

そんな「チャチ」な解説は、この記事には書きません。

以下は乱数シミュレーションによって求めた結果であり、あなたの将来の運用成績を保証するものではありません

とはいえ、つみたてNISAを使って将来のお金を築こうとするなら、以下で述べる特徴は必ず役に立つと信じています。

※ほぼ同じ話を「note」にも書いていますが、多くの方に知ってほしいので、こちらにも転載の上で少し加筆しました。

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特徴1.長期運用で成功できるだろう

投資の怖さ・不安なポイントと言えば、やはり「元本割れ」です。

せっかく投資したのに、元本が割れちゃったらどうしようと。

ただ、つみたてNISAを含むインデックスファンドを利用した「インデックス投資」では、過去の実績に基づく限り、できるだけ長く運用すると元本割れしにくくなる可能性が高い、という特徴はもっと知られても良いと思います。

以下は、代表的な指数(インデックス)の過去の成績を参考に、将来の元本割れの予測確率を求めたもので、横軸は運用年数で、縦軸は元本割れの確率です。

S&P500、TOPIX、MSCIコクサイインデックス、MSCIエマージングマーケットインデックスの予想元本割れ率の推移

  • S&P500:アメリカの著名500銘柄から成る株価指数
  • TOPIX:東証株価指数
  • MSCIコクサイ(インデックス):日本を除く主要先進国の株価から成る指数
  • MSCIエマージング(マーケットインデックス):中国やインドなど「新興国」と呼ばれる国々の株価から成る指数
S&P500、TOPIX、MSCIコクサイインデックス、MSCIエマージングマーケットインデックスの予想元本割れ率の推移
【モンテカルロ】資産クラス別(S&P500、TOPIX、先進国株式、新興国株式)の予想元本割れ率の推移を求めてみた

この話は昨日の続きです。 昨日の記事では、シャープレシオを0.1刻みでモンテカルロ法を走らせて、各値での元本割れ率の推移を求めました。 これをツイッターで紹介したところ、りんりさん(@SandP500 …

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この図では、1年目の元本割れ確率が最も高く、運用年数を伸ばすほど低くなっていることがわかります。

つみたてNISAを始めるなら、20年(以上)継続するつもりでどっしりと始めるべきです。

特徴2.「理想的な複利運用」で求まる結果よりも利益が少ないだろう

リスクが高いと得られるリターンは減ってしまう

つみたてNISAのような長期投資の話では、よく「毎年利回りx%で運用すると、20年後にx円になるので、将来は・・・」といった、毎年お金が増え続ける前提での議論をすることがあります。

特にファイナンシャルプランナーが書くコンテンツにはそういった話が頻出しがちです(筆者もちょっと前にはそういう記事書いてた)。

しかし、実際に毎年一定の割り合いでお金が増えることはなく、ある年は大きく増え、またある年はなかなか増えず、といった一進一退を繰り返しながら、長い目で見れば増えている、という状況になるのが普通です。

この「増えたり、あまり増えなかったり」を繰り返すと、将来に手にする利益は理想的な複利運用の概算結果よりも少なくなるかもしれません。

1万円で20年間積立投資した場合の運用シミュレーションの分布

【モンテカルロ】過半数の人の運用結果は目標複利に達しない可能性【つみたてNISA】

※これから述べる話は「車輪の再発明」です。 つみたてNISAで商品を運用する際には、その商品の予想される利回りがどのくらいか、という計算はよくやります(東北投信でもよくやっています)。 というのも、ア …

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これは利回り6%・リスク18%の商品を20年間運用した際に取りうる成績の分布です。

1万回計算を行なったとき、56.4%の確率で、運用成績は理想的な複利以下の成績(ここでは6%複利以下の成績)にとどまります。

このことは、FPが提示する「毎年利回りx%で運用すると、20年後にx円になるので、将来は・・・」という話を真に受けてはいけないことを意味します。

対策:将来のお金を見積もるときは利回りを低めに

将来のお金の話を計算するときは、もう少し控えめな運用成績でライフプランを考えるべきです。

例えば、世界株式(平均利回り4〜6%)などに投資する場合には、利回り3%ぐらいでライフプランを考えておくとよいかもしれませんね。

特徴3.運用末期に大暴落が発生すると悲惨な事態になる

運用末期の暴落は痛手になりやすい

つみたてNISAの運用期間中、どういった相場になるかは、20年経ってみなければわかりません。

以下は、つみたてNISA運用から15年後に、1929年~1932年の世界恐慌レベルの大暴落が発生したと仮定し、取りうる資産の状況をシミュレートしたものです。

つみたてNISA運用15年目で世界恐慌が発生するケース

  • 赤い太線:理想的な複利(6%複利)
  • 白い太線:毎月1万円投資した際の元本
  • その他の線:乱数で算出した資産の変化
ダウ工業株価1915-1950
つみたてNISA利用時に世界恐慌(ウォール街大暴落)が来たら?運用成績はどうなる?

常に最悪の状況を考慮し、それに備えを打っておくことが、優れた投資家として成功する秘訣だと、筆者は思います。 そこで今回は、ウォール街大暴落クラスの世界恐慌が来たら、つみたてNISAで運用している資産は …

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この試算結果によると、例え、14年目までにどんなに儲けていたとしても、15年目からの大暴落とともに、みな元本割れに引きずりこまれます。

「長期投資の終了間際に大暴落が発生したらどうなるか」は、つみたてNISAに限らず、インデックス投資ではよくある議論の1つです。

先に述べたように、運用期間を長くするほど元本割れの確率は低くなります。

しかし、こういった暴落相場が発生すると、元本まで戻るまでには、ここからさらに長期間の運用が求められます。

つみたてNISAで運用したお金を老後資金などにする場合には、運用をやめる際に相場が大きく崩れる可能性も考えておいたほうがよいです。

対策:将来のお金は控えめに見積もる

こちらも利益は控えめに見積もることで、ライフプランへの大ダメージを軽減できます。

不穏なニュースが流れてきたら、20年待たずして利益確定してしまうのも1つの手かもしれません。

特徴4.運用しながら取り崩す老後資産は、思ったよりも早く減るだろう

「運用しながら取り崩し」は結構難しい

つみたてNISAで築いた資産を老後資金として考える場合、「x円を毎年利回りx%で運用しながら、資産を取り崩すと・・・」みたいな議論をすることがあります。

これもFPが書いたコンテンツなどで読めますね。

しかし、投資にはリスクが付き物ですので、「毎年一定の割合で運用益を得られる」という前提を鵜呑みにすると危険です。

4資産均等の資産がゼロ以下になった年数の分布

4資産均等を20年間運用した後に評価額の分布
【モンテカルロ】老後資産の取り崩しモデル。ローリスク商品なら何年運用できる?

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※図では計算上マイナスとしていますが、投資信託の評価額は0円を割り込むことは絶対にありません。

このヒストグラムは、「1,000万円を毎年60万円ずつ取り崩し、残りは投資信託で運用し続けたとき、この1,000万円は何年で枯渇するか」を1万回の計算にて検証したものです。

1,000万円を毎年60万円ずつ取り崩し、残りは投資信託で運用し続けると、資産は何年持つ?

  • 定期預金:約17年
  • 投資信託の場合:最短で10年未満〜最長で100年以上

定期預金ならば約17年後に資産が枯渇する一方、この試算では約10年(定期預金より短い)で枯渇するケースから50年を超えて超長期で運用できるケースまであります。

このような幅が出てしまう理由も「増えたり、あまり増えなかったり(つまりリスク)」が原因です。

たまたま大きな金融危機などが発生してしまうと、資産の減りが早まり、当初目論んだ運用年数に達する前になくなってしまいます。

つみたてNISAで得たお金を運用しながら、一部を老後の生活費にしよう」と考えている方は多いと思います。

ですが、そのお金は思ったよりも早くなる可能性もあることを前提に、老後のライフプランを考えたほうが良いです。

対策:運用や取り崩し方を考える

例えば、

  • 老後資金の運用は利回りを抑えた商品に切り替える
  • 金額ではなく、投資信託の口数で取り崩し額を決める(毎年一定額を取りくずさない方法)

などが考えられます。

正直、よほどお金に困っている場合、運用では解決できない(つまり老後も働かなくてはいけない)ことも多いです。

老後資金は積極的な運用をせず、預金や個人向け国債などに留めておくのが良い気もしますね。

特徴5.つみたてNISAは楽しい!

SNS(TwitterやFacebook)で、投資家たちと交流しよう!

つみたてNISAに限りませんが、投資はSNSを利用すると一人で資産形成に取り組むよりも楽しめるんです。

というのも、つみたてNISAの利用者は20代~50代が多く、特に30代と40代がコアな利用者です。

この年齢層はTwitterやFacebookなどを積極的に利用する世代でもあります。

つみたてNISAに限らず、投資はダイレクトにお金の話が絡むので、なかなか面と向かって誰かに話すのは気が引けるものです。

だからこそ、インターネット上で匿名ならば、もっと気楽に発信できるのではないでしょうか。

ネット上にはつみたてNISAや、様々な金融資産に投資を行なう投資家がたくさんいらっしゃいます。

みんなと一緒なら少し頑張れる気がしませんか

Twitterでインデックス投資家リストをフォローしてみては?

つみたてNISAを含むインデックス投資家の場合、水瀬ケンイチさんがまとめたインデックス投資家のリスト(ツイッター)があります。

https://twitter.com/minasek/lists/index-investor/members

彼らをフォローし、交流など行なえば、孤独な運用はきっと楽しいものになるはずです。

マネーリテラシー高い方が多いので、投資に限らず、節約や保険、お金の貯め方でも役に立ちますよ!

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まとめ

  • つみたてNISAはできるだけ長期で運用することを目指そう。ただし、運用末期に大暴落が発生すると、それまでの利益が失われる可能性があるので、相場が不穏な時は逃げたほうが良い
  • つみたてNISAを使った運用は予想よりも儲からないし、逆に資産の取り崩し時は急速に減るかもしれない。お金のプランを考える際は控えめな計画を
  • SNS(TwitterやFacebook)を利用し、自分と似た運用を行なっている投資家を探してみよう。仲の良い友達ができれば、投資はもっと楽しいものになる

思ったより儲からないだろうけど、ゆるゆる続けてるときっとうまくいくよって感じでしょうか。

あなたがまだつみたてNISAを始めていなければ、今からでも始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、これからつみたてNISAを始める際のおすすめは楽天証券かSBI証券です。

楽天カードで投資信託を積み立てるメリット
2019年から「つみたてNISA」を始めるなら、一番クールでお得な証券会社はどこ?

あなたが気持ちを新たに2019年から「つみたてNISA」を始めるなら、どの証券会社を利用すれば良いか、を一緒に考えます。 といっても、つみたてNISAが始まった2018年初に比べると、2018年10月 …

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1からおさらい!SBI証券でつみたてNISAを始めるまでの全手順

検索キーワードに「SBI証券でのつみたてNISAの始め方がわからない」といったものが記録されていたので、本記事でそれに回答したいと思います。 ネット上には「つみたてNISAはSBI証券がオススメ」とい …

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この記事を参考に、筆者自身の運用プランも見直そうと思ってるので、そのあたりはまた別の記事で紹介したく思います。

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将来のお金の不安を解決するなら「つみたてNISA」がオススメ!!

老後破綻に備えるべく、筆者も毎月積み立てています。

筆者が利用しているSBI証券の口座開設手順はこちら
SBI証券の口座開設方法。開設に要する時間やよく疑問に思うところなど

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注意事項

  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
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