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GPIF(公的年金)のアセットアロケーションは真似できる!ローリスクで運用できるよ

GPIFのアセットアロケーションアセットアロケーション(資産配分)

結論から述べると、GPIF(公的年金)のアセットアロケーションは4資産均等配分型のバランスファンドに似ています

個人の投資でも真似ることができますし、比較的近いバランスファンド(ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型))もありますので、堅実に積み立てたい場合には参考になると思います。

リターン追及する場合にはあまり向いていませんので、お金を失うことへの不安が強い人向きです。

では、詳しく。

アセットアロケーションを決める際に、まったく1から配分を考えるのは結構難しいです。

多くの人が書籍を参考にしたり、「アセットアロケーション おすすめ」などと検索することが、その難しさを物語ります。

そこで今回はおもに運用への不安が強い人向け、または50代前後ぐらいの方に役立つ配分として、GPIFのアセットアロケーションとそれを真似る方法を紹介します。

ニュースではいろいろ叩かれがちですが、運用としては比較的保守的な配分で行なっており、私たち個人にとっても大変参考になります。

アセットアロケーション(資産配分)の解説一覧
アセットアロケーション(Asset Allocation)とは、資産形成を行う際の「資産配分」のことです。日本の株式や海外の債券など、様々な資産(アセット)をどのように割り当てる(アロケーション)する...

以下、詳しく見ていきましょう。

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GPIFのアセットアロケーションの特徴

4資産からなる「バランスファンド」

GPIFのアセットアロケーションは、4つの資産から構成される「バランスファンド」です。

GPIFのアセットアロケーション

出典:https://www.gpif.go.jp/operation/the-latest-results.html

★GPIFの基本ポートフォリオ

  • 国内債券:35%
  • 国内株式:25%
  • 外国債券:15%(先進国債券)
  • 外国株式:25%(先進国株式)

株式50%・債券50%と、4資産均等配分型のやや変形みたいなアセットアロケーションを組んでいますね。

50代向けのポートフォリオ??

アセットアロケーションを決める際に「100 – 年齢 = 株式の比率」という計算式があります。

GPIFの資産配分をこの比率に当てはめると、ちょうど50になりますから、このアセットアロケーションは50代向けかもしれませんね。

単なる数字遊びですがw

実はそこそこローリスクローリターン

具体的な金額ばかりが注目されがちですが、GPIFのアセットアロケーションはそこそこローリスクローリターンです。

以下は「アセロラ」を使って、このアセットアロケーションのリスクとリターンを求めたものです。

アセロラのデフォルト値はJPモルガンAMの超長期マーケット予測2019のデータが入っており、今後10~15年程度得られるだろうと予想されるパフォーマンスを算出できます。

※アセロラのサンプルの中には公的年金のアセットアロケーションも入れてありますので、遊んでみてね。

GPIFのアセットアロケーションのリスクとリターンを算出

出典:https://blog.tacos-heaven.xyz/tool/asselolla.html

★GPIFの基本ポートフォリオ

  • リスク:9.75%
  • リターン:2.70%

これによると、GPIFのアセットアロケーションは先進国債券よりもハイリスクながら、それ以上にリターンを高めています。

参考までに8資産均等型は

★8資産均等型の基本ポートフォリオ

  • リスク:13.48%
  • リターン:3.94%

なので、eMAXIS slim バランス(8資産均等型)などよりもリスクが抑えられています。

ちなみにそれでも、ニュースで発表される損益が大きいように感じるのは、そもそもGPIFの運用額が大きいからです。

もし公的年金を株式100%の配分で運用していたら、きっと阿鼻叫喚ですw

個人がGPIFのアセットアロケーションを真似る方法

方法は2つあります。

「iFree年金バランス」を選ぶ

「iFree 年金バランス」登場!GPIFと同じアセットアロケーションで投資するってどうなの?
iFreeシリーズを扱っている「大和証券投資信託委託株式会社」が、2018年8月30日付けで「iFree年金バランス」というバランスファンドの運用を開始しました。 iFree年金バランス | 大...

iFreeシリーズから出ている「iFree年金バランス」を利用すると、GPIFのアセットアロケーションと同じ配分で運用できます。

iFree年金バランス | 大和証券投資信託委託株式会社

が、つみたてNISAやiDeCoなどでは選択できないので、非課税メリットを使えないのが難点ですが。

自分自身で真似て運用する

例えば、

の4つを上記の比率で運用すると、GPIFのアセットアロケーションと同じ配分で運用できます。

この場合のアセットロケーションは、「株式はつみたてNISAで保有し、債券はiDeCoを利用し、それでも持ちきれない分があれば特定口座で保有する」という方針で良いと思います。

個人的には海外株式もiDeCoで持つかもしれません。

GPIFのアセットアロケーションを真似る際のアセットロケーション
つみたてNISAiDeCo特定口座
一般口座
国内債券×
先進国債券×
国内株式
海外株式

もっと楽をするなら4資産均等配分型を選ぼう

4資産均等配分型の商品を選択すると、GPIFのアセットアロケーションに最も近くなります。

4資産均等型ファンドが好きになってきた話。もっと注目されて良いと思う
つみたてNISA対象の投資信託には様々な商品がありますが、個人的に「もっと知られてよいのでは?」と思っている商品に「4資産均等型」のバランスファンドがあります。 例えば、「ニッセイ・インデックス...

★4資産均等配分

  • 国内債券:25%
  • 国内株式:25%
  • 外国債券:25%(先進国債券)
  • 外国株式:25%(先進国株式)

なお、JPモルガンAMのデータを使ったリスクとリターンの値は、リターンがほぼ同じでリスクが若干高くなります。

  • リスク:10.57%(+0.82%)
  • リターン:2.75%(+0.05%)

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まとめ

  • GPIFのアセットアロケーションは比較的堅実。4資産均等配分型のバランスファンドに近いが、それよりもややリスクが低い
  • 運用を真似るなら「iFree年金バランス」を。ただし、この商品はつみたてNISAやiDeCoを利用できないので、非課税で運用したいなら使えない
  • 一番楽をするなら4資産均等配分型のバランスファンドを選ぼう。「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」などが候補

初めての運用で損失に対しての不安が強いなら、GPIFのアセットアロケーションは参考になると思います。

ただ、完全に真似るのはちょっと手間がかかるので、それに近い商品として4資産均等型を選んでおけばオッケーです。

他のアセットアロケーションの記事は以下よりご覧ください。

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