米国上場ETFを購入するために、サクソバンク証券に口座を開設したので、その取引の一部始終などを紹介します。
サクソバンクは手数料面でネット証券よりコストがかかるのと、特定口座にまだ対応していない点がちょっとハードル高く感じるところですよね。
Contents
[スポンサーリンク]
サクソバンク証券に口座を開いてみた
※口座開設手順は一般的な証券会社と同じなので省略。
このたびはサクソバンク証券にて口座開設をお申し込みいただき、誠にありがとうございます!
さて、いろんなETF買えるかな😋 pic.twitter.com/qGk1SY4UQa
— みらい@招財進寶🇨🇦 (@instockexnet) August 20, 2019
サクソバンク証券の外国株式取引サービスの主な特徴は以下の通り。
★サクソバンク証券の特徴
- 6000を超える米国株式・米国上場ETFの取り扱い(主要ネット証券で特に米国株に強いマネックス証券の約2倍!)
- 米国株式・ETFの空売り可能
- 最低取引手数料は5ドルから(約定金額の0.20%)
2020年7月現在、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社は米国株の最低取引手数料を0ドルにしたため、サクソバンク証券は手数料面で見劣りするようになりました。
しかし、取り扱い銘柄数は他社よりも圧倒的に多いので、ネット証券の米国株取引に満足してない人におすすめ。
★サクソバンク証券に向いている人
- ネット証券の米国株の取り扱い銘柄に満足できない人
- ある程度まとまったお金を運用できる人(※)
※初回の入金は10万円以上と制限されていますので、最低でも10万円の投資額が必要です
今回の筆者の場合は、お金はともかく、主要ネット証券で気になる銘柄を購入できなかったため、必然的にサクソバンク証券に口座を開いた、といった感じです。サクソバンク証券は2020年3月時点で特定口座に対応していないため、その時点で投資の中上級者向け以上って感じですよね。
ちなみに、中国株の取り扱いもあり、楽天証券よりも取り扱い銘柄数が多めです。
実際にETFを買ってみた
今回はPCを利用してサクソバンク証券のトレードツール「SaxoTraderGO」にログインします。以下は主な海外ETFの一覧で、これは標準状態で登録されているものです(主にバンガードとブラックロックのiシェアーズが並んでます)。
出典:サクソバンク証券
取引は簡単です。
注意点として、1取引あたりの「最低注文価格」が設定されていて、それを下回ると発注できません。おそらく米国株は全部そうだと思いますが、今回筆者が買ったEWCは1回50ドル以上の注文を行わなければ取引できませんので、最低でも2株以上の注文になります。最低手数料が5ドルかかることを考えても、少額での頻繁な取引には向いていません。
出典:サクソバンク証券
というわけで、買えました。
出典:サクソバンク証券
やったやったー!サクソバンク証券でついに念願のEWCを買えたぞー!!
いや、買ったからなんだって感じだけど、カナダ🇨🇦好きだから嬉しい。・゚・(ノД`)・゚・。 pic.twitter.com/Sgr8hNHCN5
— みらい@招財進寶🇨🇦 (@instockexnet) August 20, 2019
[スポンサーリンク]
まとめ
- 主要ネット証券では購入できない米国株・米国ETFはサクソバンク証券で買おう。取り扱い銘柄数はマネックス証券の約2倍
- サクソバンク証券は最低手数料が5ドルである点や、最低注文価格が決められている点など、1株ずつの小口取引には向いていない
- この記事で扱ったEWCへの投資は趣味、ということでw。普通は先進国株式連動のETFや投信を買えば、その中にカナダも含まれる
今回利用したサクソバンク証券は、なかなかレアなETFの取り扱いも多くて結構楽しめます。例えば筆者は「最小分散ポートフォリオ」にも少し関心があり、「ACWV(iShares Edge MSCI Min Vol Global ETF)」なども買ってみたいと思っています。銘柄の豊富な米国ETFを利用して、自分が考える運用を行ないたい人にとって、サクソバンク証券は利用価値が高い証券会社だと感じます。
逆に一般的にはSBI証券や楽天証券、マネックス証券でも十分だと思います。最初はその三社を利用をオススメです。