残高不足でつみたてNISAの積み立てができませんでした。
★残高不足で積み立てできないとどうなる?
- 今月の積み立てはスルーされ、来月の積み立てに回される
- 複数回連続で残高不足になると積み立てが解除される場合あり(SBI証券などは3ヶ月連続※)
※毎日積立、毎週積立など、毎月でない場合は不明
しかたないので、来月以降のどこかでボーナス積み立てを行なって、本来積み立てるつもりだった金額に戻そうと思います(ただし予算次第)。
言いたいことはこれですべて述べたので、あとはだらだらと詳しく解説していきます。
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残高不足になるとどうなる?
該当月の積み立てはスルーされる
残高不足で積み立てが行なわれなかったとしても、その月の積み立てがスルーされるだけで、特に問題は生じません。
積立買付の設定に伴うお申し込みにおきまして、証券総合口座内の買付余力が申込金額に満たない場合は、当該積立買付のご注文は発注されません。
筆者の場合、6月、7月と積み立てが行なわれず、記事執筆時点で次回8月の積み立ての予定がセットされています。
3回連続失敗すると積み立ては解除されるケースも
筆者が知りうる限り、SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券の3社は、3ヶ月連続投資信託の積み立てに失敗すると、積立設定が解除される可能性があります。
ご指定金融機関口座の残高不足により3ヵ月連続で引落ができなかった場合、次回以降の引落を休止させていただきますので、その旨ご連絡いたします。なおこの場合、当サービスの「確認・変更画面」では「引落休止」と表示されており、お客さまご自身で引落再開のお手続きが可能です。
※つみたてNISAの場合は違うかもしれませんが、少なくとも投信積立サービスはそうなっています。あと、毎日積立の場合もよくわかりません。
その場合には、改めて投資信託の選定と積み立ての設定が必要です。
ただ、誤解しないで欲しいのは、
- 積み立てが解除されても、つみたてNISA口座はそのままです。勝手に閉鎖されたりはしません
- 積み立てが解除されても、これまで買った投資信託はそのままです。勝手に売却されたりはしません
という点です。
余談:積み立てできなかった理由
「カナダ旅行 + 大人の事情」が原因ですw
住信SBIネット銀行には積み立て用のお金を入れていたのですが、それを全額カナダで利用する小遣いとして、キャッシュパスポート(海外専用のプリペイドカード)にチャージしてしまいました。
ので、ここは来月以降の積立額でなんとかしたいと思います。
実はたびたびやらかしてますw
思えば、昨年末も残高不足やらかしてました。
来月からはまた大丈夫なはず・・・。
よくよく見たら2019年4月の積み立てもない・・・wこれは自分でキャンセルしたやつw
残高不足で積み立てできずとも、つみたてNISAは満額利用できる
仮に残高不足で積み立てに失敗したとしても、つみたてNISAの年内の非課税枠を満額利用する方法は残されています。
- ボーナス積み立てが残されていること
- 年の途中であること(およそ12月25日以前であること)
ボーナス積み立てで不足分を積み立てる
ネット証券含め、多くの金融機関は年2回まで「ボーナス積み立て」を利用できることが多いです。
ボーナス積み立てとは、毎月の積み立てとは別に、任意の金額を任意の月日に投資できるサービスで、つみたてNISAの場合は最大388,800円(年額40万円を超えない範囲)で指定できます。
下記画像では、11月27日に20,001円のボーナス設定がされていますね(なんと中途半端なw)。
筆者の場合、2019年の残りのつみたてNISAの投資枠は260,001円ですので、現在のペースで毎月2万円を積み立てると、年末時点で160,001円の非課税枠が残ることになります。
そこで、ボーナス積み立てを利用することで、この約16万円を埋めようって話です。
これは残高不足のケース以外にも、年の途中でつみたてNISAを始めたケースも同じです。
もっとも、そこまで無理に非課税枠を利用する必要はないので、「投資できるまとまったお金があるなら利用してみよう」といった程度のものですね。
年の途中であること(おおよそ12月25日以前)
投資信託の購入は、積立申し込み日から実際の権利を受け取り日まで数日~1週間ほどかかりますので、ボーナス積み立ても~12月25日前後までに実行することで、年内の非課税枠に収まります。
それ以降に注文すると、商品次第では翌年の非課税枠を利用することになってしまうので、「年内の非課税枠を使う」という目的は果たせなくなってしまいます。
余談:信用情報には影響しません
具体的な明記はありませんが、つみたてNISAや積立投信の残高不足は割賦販売やローンなどの負債(本来払わなければいけないもの)ではないので、信用情報には影響しないと考えられます。
Q. 公共料金や家賃保証、税金などの延滞も登録されますか?
A. 公共料金や家賃保証、税金の延滞情報につきましてはJICCには登録されません。ただし、お支払いにクレジットカードをご利用されている場合、クレジットカードのお支払いの延滞情報が登録される場合がございます。Q. 携帯電話料金が未払いだった場合、延滞情報は登録されますか?
A. 通話料金のみであれば割賦商品に含まれないため信用情報機関には登録されません。ただし、携帯電話本体を分割で購入されている場合は割賦料金として登録され、延滞基準に該当すれば延滞情報が登録されます。
ただし、今回の話とはちょっと異なりますが、楽天証券の楽天カードを利用した積立投信は、積み立ての残高不足にならない代わりにクレジットカードの負債になります。
こちらはカードの引き落とし日に代金を支払わないと信用情報に傷がつきますので注意が必要です。
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まとめ
- お金が足りずに積み立てができなかった場合、その月の積み立てはスルーされる
- 証券会社のサービスによっては複数回連続で積み立てに失敗すると、積立設定が解除される場合がある
- つみたてNISAの場合、毎月の積み立てができなかったとしても、ボーナス積み立てを利用すれば残りの非課税枠を利用することもできる
というわけで、8月はまたちゃんと積み立てられると思うんですが、積立額は2万円 / 月のままで継続する気がします。
やっぱ、満額積立って結構辛いなぁというか、余剰資金を全部積み立てるよりも、またカナダにいくための貯金にしたいなぁと思うところで。
今月から将来のカナダ旅行貯金を始めようと思うんですが、こういう時住信SBIネット銀行の目的別口座は役立ちますね
一人旅だから50万とかかからないけどさ、3~4回分ぐらい貯めたいw pic.twitter.com/wN9IdOP7gq
— みらい@招財進寶🇨🇦 (@instockexnet) 2019年7月29日
貯めるお金と使うお金の配分って難しいですよね。
個人的には、とにかく老後のために積み立ててます(貯金しています)というよりも、うまいお金の使い方を知っている方のほうに憧れます。