アセットアロケーション(資産配分)って、なかなか決めるの難しい部分で「他人はどうしてるんだろう?」って思ったりしませんか?
今回は筆者の現在のアセットアロケーションと基本的な運用方針について紹介したいと思います。なお、宣伝ですが、アセットアロケーション分析に役立つツールも公開しています。
★アセットアロケーションを考える際に使ってね
では、一緒に見ていきましょう!
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保有しているファンド一覧
★保有している主な投資信託(2020年8月時点)
- 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(つみたてNISA)
- iFree 8資産バランス(iDeCo)
- eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)
- 世界経済インデックスファンド
- 楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド
- iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
※これらに加えてカナダETFなどを保有
2018年頃は10本以上買っていましたが、2020年現在では管理しやすいように少し数を減らしました。バランスファンドが多くなっているのは、記事ネタ要因も含むためです。
アセットアロケーションを考える際には、つみたてNISAで買ってるものの、iDeCoで買っているものも、全てまとめて考えます。以下の話も全てをまとめて計算しました。
なお、現金は計算に加えていません。現金とリスク資産の比率は以下の記事で紹介しています。
自分のアセットアロケーションを計算してみよう
冒頭で紹介した「ピザロ」で計算しました。比較的著名なインデックスファンドは加えてあるはずなので、つみたてNISAやiDeCoに使えると思います。
アセット(資産) | 割合 |
---|---|
日本株式 | 8.9% |
先進国株式 | 46.7% |
新興国株式 | 10% |
日本債券 | 11.5% |
先進国債券 | 7% |
新興国債券 | 6% |
日本REIT | 4.2% |
先進国REIT | 5.3% |
コモディティ | 0.6% |
★ローリスク資産とハイリスク資産の比率
- 債券比率:24.5%
- 株式比率:65.6%
- REIT(不動産投資信託)比率:9.5%
REITと株式を同じハイリスク資産と考えると、資産全体の約75%で積極的にリスクを取っている配分と言えます。「100 – 年齢 = 株式資産の比率」という考え方がありますが、30代の筆者は若干リスクをとりすぎ、とも言えるかもしれませんね。
★円と外貨の比率
- 国内(円貨)比率:24.6%
- 国外(外貨)比率:75.4%
「ファンドの運用は外貨メインにする(外国に投資する)」ことを目標にしていますので、この比率でも満足です。円預金なども考慮すると、普通は外貨よりも円貨のほうをたくさんもっているはずですから。
求めたアセットアロケーションのリスク・リターンを求める
今回は「myINDEX」の資産配分ツールを使います。先ほど求めた各資産セクターの比率を資産配分ツールにそのまま入力するだけです。
でました!
このアセットアロケーションは先進国株式100%で運用するよりもリターンが高く、リスク(期待リターンのばらつき)が抑えられています。分散投資の効果が期待できそうです。
今後(2020年後半以降)の運用方針
基本的に先進国株式を中心に投資し続けます。資本主義という仕組みが変わらない以上、株式に長期投資することで「勝てる」可能性が高まります。
個人的にはゴールドや為替ヘッジ資産を保有することで、アセットアロケーションの堅牢さをもう少し増やせると思っています。
初心者を中心に「株式のみ」といったわかりやすいスタイルを選ぶ方が多い中、筆者個人はどうしてもリスクを抑えてリターンを上げる(運用効率を高める)ことに重きを置きたくなります。ゴールドや為替ヘッジ資産の検証をやってるのはそのためです。
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まとめ
- 30代筆者のアセットアロケーションの現状を分析。主な運用方針は日本を除く先進国株式への積極的な投資
- アセットアロケーションを考えるときは、つみたてNISAやiDeCo、その他の課税口座で買っているものも全てまとめてチェックしよう
- 運用初期に元本が割れることは多々あるので、そこは気にせず勇気をもって
というわけで一緒に資産形成をがんばりましょう!
繰り返しですが、アセットアロケーション分析に役立つツールも公開しています。
★アセットアロケーションを考える際に使ってね
余談:半年前と変わらないですね
2019年後半にインタビューを受けた時の配分とほとんど変わらないですね。
現在の比率は、「最も期待値の高い資産(外国株式)の比率を高めつつ、保有する資産の種類を増やしてリスクの低減を図る」という点で悪くないと思ってます。