たまにはつみたてNISAの近況でも書いてみます。最後に書いた体験談的記事ではたぶん去年の以下の記事でしたね。
そこから1年とちょっと経過し、こつこつと継続し、つみたてNISAの運用額も100万円を超え、といったところです。
驚きと感動みたいなものは無いんですけど、現状までの経過を振り返ってみようと思いました。もし、これからつみたてNISAを始めたい、もしくは始めたばかりの方がこの記事をご覧になっていれば、何か得るものがあれば嬉しく思います。
それでは一緒にみていきましょう!
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投資額と評価額の推移
まずは2018年1月から2021年10月26日までのつみたてNISAの積立額(赤い線)と評価額(青い線)の推移を見てみます。評価額とは投資額に含み損益を加えた数字です。
ここでは青い線が赤い線の上にあると利益が出ている状態、逆だと損失が出ている状態です。
過去の推移をシンプルに述べると、「増えたり減ったりしたけども、今は増えた」という状態です。積立投資なので、投資額が少ないうちはほぼ積立額と評価額の違いがわからないですね。投資額に対して評価額が大きく差がついてきたのは、ちょうどコロナショックの前後あたりからでした(将来的にはここも差が見えなくなっていきますね)。
ちなみに現在のつみたてNISAの評価額は160万円ほどあります。筆者は2018年と2019年は満額利用していないので、(今年含めて)4年連続満額利用した人は200万円か250万円ぐらいの資産になってるんじゃないでしょうか。
含み損益の推移
今度は含み損益の推移(評価額から投資額を引いたもの)を見てみます。ここでは金額がゼロを下回ると元本割れ(投資額より評価額が少ない状態)を示します。
つみたてNISAが始まってからの4年間で比較的印象に残ってる下落は3回ありました。
★比較的印象に残っている下落相場
- VIXショック(2018年2月)
- 2018年末~2019年初の下落
- コロナショック(2020年3月)
コロナショック以降も何度か短い低迷はありましたが、元本割れしなかったり、単に忙しかったりであまり記憶に残ってません笑
投資額に対して、もっとも評価額が減ったのはコロナショックの時でした。この時は54万円の投資に対して、評価額が42万円となり12万円の損失です(2020年2月20日時点で評価額は60万円あったので、この時からは一時的に18万円減ったことになります)。
あの時はこんなすぐに回復するとは思ってなかったので、相場ってほんとどうなるかわかりませんねw
2021年10月現在で含み益の比率は43%ほどあります。リーマンショック並みの相場がくれば元本割れするものの、ちょっとやそっとの下落相場では元本割れしないほどに利益が積み上がってるように思います。過去の相場は「長期投資で元本割れしにくくなる」ものでしたが、2018年以降の4年間もなんだかんだでそうでした。
投資額に対する損失の大きさの割合
最後に投資額に対する損失の大きさの割合を見てみます(元本が割れた期間のパフォーマンスだけ取り出したものです)。
このグラフで注目すべきは、実は2018年2月のVIXショック時の下落かもしれません。というのも、この時の下落相場が「もっとも元本割れが長く続いた期間だから」です。
ちょっと意外ですね!
コロナショックの時はFRBが助けてくれたことが全てだと思うので、53日間の含み損で済んだのはたまたまとして受け取ったほうが良い気もします。
というわけで、FRBのさじ加減のおかげで含み益が出ているつみたてNISAの状況でした。ありがとう!FRB!
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まとめ
個人的な話なので、これといってまとめはないです。
ちなみに、金融電卓で現在までの運用利回りを計算すると年利18%(!)になります。積立投資なので資産クラスの利回りとは必ず一致しないものの、少し上出来すぎるような気がします。
米国株もここから先は鈍化するといった見立てもありますし、近い将来「なかなか増えにくい期間」が来るかもしれないですね。と言っても、結局は積み立てるしかないのですけど。