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「つみたてNISA(積立NISA)で100万円の資産形成」がぼんやり見えてきた

体験談




つみたてNISAが始まって、早いもので3年目。年間40万円の積み立てを3年間継続できた人は、現在の評価額が100万円を超えているかもしれませんね。

筆者のつみたてNISAの現在の評価額は70万円ほど。2020年の投資可能枠は残り30万円近くあるので、今後の状況によっては「評価額100万円」を達成できるかも。と考えると、なんとなく「100万円」がぼんやり見えてきた感があります。

ここまで至る中で何も特別なことはしてなくて、「ただ、つみたてNISAで積み立ててるだけ!」なんですよね。

今回は、その「つみたてNISAで100万円の資産形成」のイメージを紹介してみたく思います。

なお、続きはこちら。

2021年10月までのつみたてNISAの損益推移をまとめてみた
たまにはつみたてNISAの近況でも書いてみます。最後に書いた体験談的記事ではたぶん去年の以下の記事でしたね。 そこから1年とちょっと経過し、こつこつと継続し、つみたてNISAの運用額も100万円を超え...

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2年半の軌跡

つみたてNISAの評価損益。2020年8月時点

2020年8月時点までのつみたてNISAでの積立額は約61万円。それに対して約8万円の利益が乗っており、評価額は約70万円近くをうろうろしています。冒頭で述べたように、つみたてNISAの残りの非課税枠をフルで使った場合、運用損益と併せることで、年末時点で100万円に達している可能性があります。

もちろん、再び相場が崩れて利益がなくなる可能性もありますが、それでもなんとなく100万円を意識し始めるかなぁといったところです。

ちなみにコロナショックでは60万円あった評価額が45万円ほどにまで減りました。当時は「嵐のような相場」と言及してましたが、それから5か月経って「何事もなかった」かのような状況に戻ってるのは驚きですw

【臨時】つみたてNISAの最近の運用状況など(2020年3月前半)【体験談】
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早い人は3年で達成している

例えば、毎月33,333円を積み立てていると、2020年8月時点で約107万円の投資になっているかもしれません。そこで、eMAXIS slim 先進国株式を例に、満額積み立ての状況をシミュレーションしてみました(下図)。

もしも2020年8月まで満額積み立てしていたら

このシミュレーションでは、約107万円の積み立てに対し、現在の評価額は120万円に達しています。(現時点は途中経過ですが)3年間で13万円の利益を得ることに成功しているわけです。

なお、このケースではコロナショック(2020年3月)の底でやめてしまうと、20万円の損失を抱えて終わることになります。100万円の資産を目指して、どんな相場でも継続するために、「信じる心」はどうしても必要なのかなと感じます。

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まとめ

  • 2年半でつみたてNISAの投資額が60万円を超え、利益を含めると約70万円ほどに。年内の非課税枠をフル活用すると100万円達成もありそう
  • つみたてNISAの満額利用者は3年で100万円を達成している。株式に投資している場合には13万円ほどの利益を手にしている
  • つみたてNISAの制度を考えると、「100万円の資産形成」は経過点である

つみたてNISAの制度を考えると、「つみたてNISAで100万円」はまだまだ序の口だと感じます。この制度は1,000万円を超えて資産形成できる可能性もあるのですから、100万円の資産はまだまだ経過点です。

ただ、こういうのは別に無理して積み立てるものでもないので、各自のペースで頑張りすぎずに長く継続していくのが良いと思います。

今投資に関心を持っている方が「追体験」できるように、これからもつみたてNISAの経過等を紹介していければと思います。

この記事の後にどうなったか、は以下の記事をご覧ください。

2021年10月までのつみたてNISAの損益推移をまとめてみた
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