投資信託の購入時・売却時の金額・口数を計算するツール4種を作りました

投資信託の売買に役立つツールを4つ作りました。

特に書くことはないのですが、各ツールの機能をざっくりと解説します。

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機能概説（投資信託の購入時）

基準価額とお金から購入できる口数を求める

投資信託購入口数計算ツール | 東北投信

購入金額と投資信託の基準価額から購入口数を概算するツールです。誰でも無料で手間をかけずに計算できます

blog.tacos-heaven.xyz

このツールは、

が分かっている状況で、口数をいくら購入できるか、を求めたいときに利用します。

購入口数を求めたい状況ってあまり無いと思いますけど、たとえば積立投資時に毎月いくら積み立てるか決まっている状況で使えるかも。

基準価額と口数から必要な金額を求める

投資信託購入口数計算ツール | 東北投信

投資信託の基準価額と購入口数から必要な金額を概算するツールです。誰でも無料で手間をかけずに計算できます

blog.tacos-heaven.xyz

このツールは、

が分かっている状況で、購入するためにいくらお金が必要か、を求めたいときに使います。

口数で取引するのはスポット購入時で積み立てでは買えないので、口数をそろえながら買っていきたいときに使えるかも。

機能概説（投資信託の売却時）

どちらかと言えば、こちらのほうが使う機会があるかも。

なお、今のところは税金は考慮していないので、取引口座次第では課税によって、計算よりも受取額が低くなります。

基準価額と売却口数から受取額を求める

投資信託売却受取額計算ツール | 東北投信

投資信託の基準価額と売却口数から受取金額を概算するツールです。誰でも無料で手間をかけずに計算できます

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このツールは、

が分かっている状況で、指定した口数を売ったらいくら受け取れそうかを求める際に使えます。

基準価額と受け取りたい金額から売却する口数を求める

投資信託売却口数計算ツール | 東北投信

投資信託の基準価額・信託財産留保額と受け取りたい金額から売却する口数を概算するツールです。誰でも無料で手間をかけずに計算できます

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このツールは、

が分かっている状況で、指定した金額を受け取るために、何口売却するかを求める際に使えます。

そもそも今回の話は、楽天証券で投資信託を売却するには、口数を指定するしかない（つまり受け取り金額の計算が必要）、というのが今回の話の発端でした。

SBI証券の場合も、口数指定で投資信託を購入すると口数指定でしか売れないようですね（金額指定で買うと、売るときも金額指定）。

この時、

みたいな手間を省くために、本ツールを使ってもらえたらと思っています。

注意点：計算結果は全て概算値です

投資信託は「ブラインド方式」といって、価格が見えない状況で取引しますので、このツール群で得られた結果はすべて概算値で正式な取引価格とは若干差異が生じます。

ブラインド方式とは適用される基準価額がわからない状況で、ファンドのご購入やご換金をお申し込みになる方法をいいます。

投資信託協会のルールにより、ファンドの購入(当初設定の募集時を除きます。)や換金の際、申込当日の受付扱いとなる締切時間は、申込受付日の午後3時となっています。
一方、ファンドの基準価額は申込受付日と同じ日付以降の市場における終値等に基づいて算出されるため、申込当日の受付扱いとなる締切時間においては、基準価額まだ算出されていません。
この制度は、受益者の平等を確保するために設けられているものです。

出典：ブラインド方式 | 大和証券投資信託委託株式会社

現時点では、そのあたりの誤差を考慮する「頭の良い作り」にはなっていないので、お使いの際にはご注意ください。

気がむいたら税金の反映などもしたいと思いますが・・・たぶん、これはこのままかなｗ

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まとめ

なお、基本的なデザインやソースコードはアセロラの使いまわしです。

アセロラはなぜかIEで動かない（ver. 0.90）のですが、このツール群はIEでもちゃんと動くようで・・・。