突然ですが、筆者のカナダ愛は今人生で最高レベルに達しています!先日カナダにいったことで、すっかりカナダをお気に入りになってしまった模様。
というわけで、投資家なら「カナダ株に投資して、その収益でカナダに行きたい!」などとくだらないことを考えてしまうものです。
この記事では「カナダ株に投資する方法」を解説。
なお、ネット証券で購入できる「先進国株式(または全世界株式)」のインデックスファンドには例外なくカナダ株も含まれます。一般的なインデックス投資家はわざわざカナダ株を選択して買う必要はありません。
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投資信託は高コストでダメ
2020年8月1日現在で楽天証券で購入可能な、カナダ株に投資する投資信託をリストアップしてみました。高コストでパフォーマンスも悪いため、正直買えませんw
商品名 | アクティブ インデックス |
購入手数料 | 信託報酬 |
---|---|---|---|
マニュライフ・カナダ株式ファンド | アクティブ | なし | 1.9116% |
個別株かETFを選ぶ
ETFは金融機関が限定されるのがネック
まともにカナダに投資するためには個別株かETFを選ぶしかありません。
そこで米国上場のカナダETFを探したところ、iシェアーズから2つ販売されてました。このうち、HEWCは販売する金融機関を見つけられないため、必然的にEWC(iShares MSCI Canada ETF)を選ぶことになります。
★カナダ市場に連動する主な海外ETF
- iShares MSCI Canada ETF(EWC)
- iShares Currency Hedged MSCI Canada ETF(HEWC)※
※日本で販売する金融機関を見つけられず(2020年7月)
- Exposure to large and mid-sized companies in Canada
- Targeted access to the Canadian stock market
- Use to express a single country view
ただし、このEWCはSBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券では購入できず、サクソバンク証券でのみ扱ってます。
出典:サクソバンク証券
ああ、これは買うしかない。
ちなみに、本記事執筆時点(2020年7月20日)でサクソバンク証券は特定口座に対応していないため、確定申告などが必要など、ちょっと上級者向けです。
カナダ愛が試されている・・・!?
個別株は案外自由度がある
比較的有名なカナダ籍企業は米国にも上場しており、実はEWCを買うよりもあっさり取引できたりします。例えばショピファイ(SHOP)はカナダ籍企業の一社ですが、SBI証券や楽天証券でも購入できます。
筆者が知るところでは、少なくとも50社以上は取引できるようです。
ほかにもOTC市場を含めると、より多くのカナダ株を取引できるものの、日本のネット証券からは利用できません。
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まとめ
- カナダに投資する投資信託は販売されているが、高コストなアクティブファンドで、資産形成には向かない
- カナダ株式に直接投資するなら、サクソバンク証券で購入できるiシェアーズの米国上場ETF「EWC」やネット証券の米国株取引を利用する
- 一般的なインデックスファンドにはカナダ株式(やカナダ債券)も含まれているので、特に意識する必要は無い
というわけで、今ではカナダ株投資家を名乗るほどに。何がこんなに私を魅了するのでしょうw
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