金融庁のつみたてNISA普及イベント「つみップ」が青森に来ない(笑)ことをきっかけに起案した「青森つみたてNISA勉強会」。
昨日9月7日に青森市のコワーキングスペース「seven C’s(セブンシーズ)」をお借りして開催にいたりました。
本会に参加・関与いただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
個人的にプレゼン適性がないのでオフでのイベントはなかなか緊張にしました笑
加えて、金融分野での講演は初めてなので、ブログやTwitterでは当たり前に使う用語をいかに噛み砕いて伝えて(かつ理解してもらえるか)がとても難しく感じました。
もし次回があれば、そのあたりを工夫したいとともに、もっとマネープラン的な実感のある話にしたいと思っています。
なお、昨日使った資料はダウンロード、およびにSlideshareでネットに放流していますので、関心があればご覧ください。
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青森つみたてNISA勉強会前日章
改めて、勉強会の開催意図
冒頭でも述べたように、当初の目的は「つみップ」の青森招致を考えていました。
ただ、この話は実現に至らず、それどこか老後2000万円問題のせいか、普及イベントの開催継続すら怪しい状況になっているのは現在の状況。
カンさんもこんな記事書いてますね。
金融庁さ~ん、つみたてNISAはまだ始まったばかりですよ! | カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!
というわけもあって、自分で企画しようと思いました笑
結果としては自分で開催してよかったと思っていますが、つみップの定番メンバーにいらしてもらったほうが制度の意図みたいなところは知ってもらえたと感じます。
たまたま話題に出したら、それが実現にむかって動き出してしまった
2019年5月頃の話ですが、この時、筆者は青森市にある青森県観光物産館アスパム(有名な三角形の建物)の会議室を借りて、あるイベントを開催しました。
その時、たまたま知り合ったのがセブンシーズの方で、そのときたまたま「普段は投資ブログ書いてて、つみたてNISAのセミナーとかうんぬん」みたいな話をしたんです。
いろいろ話はしてみるもので、「詳しく話を聞かせて欲しい」ってことで6月に予定などを決めてきました。
初めて会った素性のわからない人の突然の構想を真摯に聞いていただけるなんて、なんともありがたい話です。
なお、この時点でカナダに行くことは確定していたので、開催時期は9月となりました。
開催前日の話
というわけで、講師を担当することになったものの、実はプレゼン適性が無い筆者。
過去には本番当日にPPTの入ったPCが起動しないとか、前日に遊びすぎて発表内容全部忘れて、後日大目玉を食ったとか結構失敗談があります。
筆者のPCも本番に弱い子なのだ!持ち主に似る必要はないのに!!
しかもカナダの発表では失敗していて、下手をするとプレゼン2連敗というプレッシャーに正直潰されそうでした。
というわけで、当初は前日に発表練習をするつもり・・・でしたが、何を思ったか、実際にはご覧のとおりに検証記事を書いてたりするダメ人間っぷりw
この記事、グーグルのオススメ(いわゆるグーグル砲)に載り、アクセスがとんでもないことに。ので結果としては書いてよかっとと思ってますが。
というわけで、当日はタブレットにも発表原稿をコピーして、電車の中やご飯食べるときも必死に内容を覚えていました。
今回はレビューしてくれる方がいなかったので、事前に親しい友人にもいろいろ意見を貰うことにしました。
彼女はいつも心の支えになってくれるので、ほんと感謝しています。
そして勉強会本番当日!
暑い中に多くの方に参加していただきました!
昨日は真夏を思い出させるような暑い日でしたね。
定員20名とはいえ、一人ひとり参加者の方がいらっしゃって、席について行くのを見るとどんどん緊張感が高まってきます。
参加者の雰囲気は、前に野村證券のつみたてNISAセミナーに参加したときの感じと一緒で、想定していたものでした。
投資セミナーって、「何に投資するか」によって参加者の質ががらりと変わるですよね(前に仮想通貨のセミナー行った時は、頭金髪の20代のにーちゃんばかりでしたしw)
と、そんな感じで講師を担当させていただきました。
なお、ネタに走る余力はあまりなかったので、これはやりませんでした。
メンタリストの人がNHKの人の政見放送をべた褒めしてるので、青森つみたてNISA勉強会でもぜひ取り入れていきたいと思います
「つみたてNISAを、ぶっ壊す」🤗🤗🤗#違うそうじゃない
— みらい@招財進寶🇨🇦 (@instockexnet) 2019年8月31日
でも、次回があるなら、もっと笑いは取っていったほうが、雰囲気もリラックスできていいかなとは思います。
大昔に、ある講師を担当した際にお笑い芸人の真似をして盛大に滑ったトラウマならあるんですけどねw
丁寧でわかりやすい!とお褒めいただいた!
直接感想をいただいたところでは、
- 平易な言葉で丁寧な説明だった
- わかりやすかった
- 勉強になった
と前向きな意見が多くて、比較的成功だったと個人的には思っています。
個人的に至らぬ点としては、やはり「投資信託とは」「具体的にどう選べば良いか」の説明が小難しくなってしまうところですよね。
学会発表だと向こうも対等の知識(というか向こうがそれ以上)を持つことが多いですけど、運用周りの話は勉強する機会も無いですし、1回で聞いて覚えるのは難しいと思います。
帰りのバスの中で、ブログ運営のことも含めて、もっと有用で平易で役立つようなところを目指そうと感じていました。
話を聞いた上で「つみたてNISAを選ばない」のも良いと思う
今回参加していただいた方が、実際に運用を始めるかはわかりませんし、正直今回の話を聞いて「やっぱやめよう」と踏みとどまっても良いと思っています。
特に老後の不安という漠然としたところに、何かきっかけや気づきを得る機会になったなら、開催してよかったと感じます。
字数の都合上、記事には掲載しませんでしたが、6月に行なったカンさんのインタビューの際に、そういう話をしていました。
投資をしてると「投資してこそ正義」みたいな雰囲気ありますけど、全ての人が20年運用し続けられるかは正直怪しいところです。
それなら、初めから運用という手段は選ばずに、節約やキャッシュレスを通じてお金を残す選択をしても良いと筆者は思っています。
そういう判断をする場になったのでしたら、わざわざ青森市まで行った甲斐があったというものです。
地元紙で紹介していただきました
開催場所であるセブンシーズが地元新聞紙である「東奥日報」さんの施設であることもあって、勉強会のことを地元紙で記事にしていただきました(ありがとうございます!)。
全国のすべての学校で同じかわからないですけど、義務教育時代って全校集会の中で同級生が壇上で賞状とかもらうじゃないですか。
ああいうのを見て「自分も何か賞が欲しい」「新聞載りたい」と思ったときがあったので、あれから20年近く経って願い叶ったりですねw
今後も青森県(および日本全体)の金融知識向上に貢献できるように立ち回れればと思います。
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おわりに
というわけで、改めて本会に関わった全ての方にお礼申し上げます。
次回は八戸開催の可能性も考えたいですが、今回は東奥日報さんの力をお借りして成立した部分が大きい(セブンシーズさん主催で広報いただいた)ので、正直どうしようかなーと考えています。
ちなみに八戸近郊で影響力を持つ新聞は「デーリー東北」さんです。
もしあなたがデーリー東北新聞社で働いていましたら、今すぐお問い合わせフォームよりご連絡ください!!
という冗談はともかく、いろいろ発信してみるものですね。