日興AMシンガポール STI ETF(G3B)への投資と分配金の話

4. 投資信託・ETF商品解説




楽天証券で購入した海外ETF「シンガポール株ETF(日興AMシンガポール STI ETF / Nikko AM Singapore STI ETF)(ティッカー:G3B)」の分配金通知が来てました。

筆者は日本やアメリカに限らず、もっと世界の様々な銘柄に投資してみたいと思っています。その中でシンガポールは英語なので、他のアセアンに比べると言語的になんとかなりそう!「じゃあ適当に買ってみるか」と思って、このシンガポール株ETFを買ってみたわけです。

アメリカ株式以外の外国株の話題って結構貴重だと思うので、記事に残してみようと思います。

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特徴

「日興AMシンガポール STI ETF」はシンガポール証券取引所に上場する海外ETFです。同取引所に上場する時価総額の大きい30銘柄に投資しています。

日興AMシンガポールSTI ETF | 日興アセットマネジメント(pdf)

日興AMシンガポール STI ETFの過去5年間の株価推移は以下のグラフの通り。縦軸のPriceはシンガポールドル建てで、記事執筆時点で1株当たり2.77SGD(約212円)と単価が安いです。

記事執筆時点で1シンガポールドル(SGD)は76.6円です。

日興AMSTIETFの過去5年チャート

出典:https://www2.sgx.com/securities/products/G3B

このETFの最低取引単位は10口(約2500円)以上です。楽天証券の最低手数料(550円)を加味しても、案外少額でも購入できます

ただ、日本人がシンガポール株式に投資するなら、米国上場の海外ETF「iシェアーズMSCIシンガポールETF(EWS)」を利用したほうが簡単かつ安価な手数料で取引可能です(構成銘柄もたぶん同じ)。今回は「アセアン株ってどうやって買うのかな」と思って取引しただけなので、手数料面はあまり考慮しませんでした。

話は戻って、日興AMシンガポール STI ETFのセクター別比率は以下の通り。

日興AMSTIETFのセクター比率

出典:https://www.nikkoam.com.sg/files/pdf/etf/jp/sti_etf_fs_jp.pdf

金融と不動産の比率が多いですね。

たぶん、大きな産業がない地域でウェイトの大きくなりやすいセクターは金融なんでしょうね。金融の次には不動産(金融に近いけど)や資本財などのセクターが来ています。全体的に景気敏感なセクターが多めです。

リーマンショック後に株価を伸ばしたのは主に情報技術産業が中心でした。この海外ETFには、情報技術関連銘柄が1銘柄だけ含まれていますが、情報技術のコンサルティングサービスの会社みたいです。なので、現時点では米国のような株高は期待できないと思います。

これらを勘案すると、この海外ETFは株価上昇よりも分配金で利益を享受しやすい特徴を持ってると感じます。

分配金

「日興AMシンガポール STI ETF」の分配月は1月と7月の年2回です。

日興AMSTIETFの分配金実績

出典:https://www2.sgx.com/securities/products/G3B

シンガポールに縁が無いと、表をぱっと見ても、金額の想像がなかなかつきませんね。

今回の分配金は1株あたり0.0662SGD(約5円)でした。年2回なので、1株あたり約10円ですね。利回りは約4.5%(記事執筆時点)だそうです。

割安なのか誰も期待していないのか

StarCapitalのサイトによると、シンガポールの株価指標は以下の通りになっています。

★シンガポール株式の株価指標(2020年5月末時点)

  • CAPE ratio:11.3
  • PER:10.1
  • PBR:0.8

PERもPBRも低さは割安さを示す一方で、誰も期待していないことの表れでもあります。なので、この指標からは割安なのか誰も期待していないのかはわかりません。

金融や不動産メインですし、製造業はコロナの影響もありますから、どちらかというと誰も期待していないんでしょうねw

以下はEWSのチャートですが、月単位で見た場合にはまだ売られすぎの水準にあります。長期的には少し反発を期待して追加で買ってみてもいいかなとは思いました(買うとは言ってない)。

シンガポールETFの長期チャート

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余談:情報技術セクターの比率って重要だよね

この記事で紹介したシンガポールETFのようなカントリーETFを見るときには、情報技術セクターの比率も見るようにしています。

そうすると台湾なんかは情報技術セクターが多く、やっぱりパフォーマンスも高いんですよね。一方で、シンガポールやカナダなんかは少なく、値上がりも限定的です。それらと比較すると、やはりアメリカは強いなと思うわけです。

日本はアメリカのようになれる素養はあったと思うんですけど、どこで道間違えたんでしょうね(笑)

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