シンガポール株ETF(iシェアーズ MSCIシンガポールETF)から冬の分配金が来ました。
iシェアーズ MSCI シンガポールETF | ブラックロック
せっかくなので、今年のシンガポール株ETFについて簡単に振り返ってみます。
なお、このシンガポール株ETFは誤注文で買ってしまったもので、売るのももったいないのでそのまま保有しています。そのため、筆者が保有するシンガポール株ETFは2種類になってしまっています。
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受領分配金
★分配金内訳
- 保有株数:10
- 税引前分配金:3.57 USD
- 配当利回り:4.23%
シンガポール株ETFは分配金利回りが4%を超えており、市場インデックスそのものが高配当株みたいになっています。この利回りの高さは上位構成銘柄がDBSグループやオーバーシー・チャイニーズ銀行など、金融銘柄が占めている点に由来します。
EWSの1株あたりの税引き前分配金は0.357155 USDで、半年前の2020年6月より大幅増額となりました(が、2019年よりは少ない)。基本的に株価が戻らないうちは、過去の分配金水準には戻らないと思います。
2020年のシンガポール株ETF
以下は2020年のシンガポール株ETF(EWS)の株価チャートです。このEWSのチャート、米国の高配当株ETFなんかに似ていますね。
出典:iシェアーズ MSCI シンガポールETF | ブラックロック
上述の通りに、構成銘柄は金融のほか、不動産や資本財など景気の影響を受けやすい企業が主体です。そのため、市場の回復も遅れ、11月になってから少し株価が戻った程度のパフォーマンスになっています。
余談ですが、シンガポール株ETF(下記青色)は米ドルインデックス(下記橙色)と逆に動くみたいですね。ここから、EWSの株高を期待するには、景気回復と弱い米ドルのペアが大切な気がします。
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まとめ
- シンガポール株ETF(EWS)から分配金。利回りは4%程度
- EWSの高い利回りの根拠は、上位構成銘柄が金融や不動産など、もともと利回りの高い業種で占められている
- EWSの今後の株価の戻りを期待するなら、景気回復と弱いドル指数のセットが必要
「間違えて買った」という状況もあって、現時点ではEWSへの追加投資は考えない予定です。
シンガポール株の話はまた気まぐれで紹介していきます。