たまにリスク資産と現金資産の比率(またはドル建て資産と円建て資産)の比率を聞かれるので記事にします。
今回はリスク資産と現金資産の話。
ただ、最初に述べておくと、筆者は自営業なので、毎月の収入には不確実性があります。給与として収入が決まってる方にとって、筆者の考え等は正直役に立たないと思います。
具体的なリスク資産については以下の記事も併せてご覧ください。
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50:50になりました
紆余曲折あって、2020年7月現在のリスク資産と安全資産(現金)の比率は50:50です。この50の約3割は追加投資資金で、残りの7割は投資には使わないお金としてロックしている資金です。
ざっくりグラフにするとこんな感じ。保険と公的年金は除外しています。
現金 非投資用 |
30% |
---|---|
現金 投資用 |
20% |
外貨 | 1% |
リスク資産 | 49% |
あれ?カナダドルの割合が少ないですね。。
「なぜこの比率になったか」にはキャッシュフロー的な理由もあって、そこまで強い根拠はありません。ただ、50対50の比率は「株高と株安のどちらに対しても均等に備えられる」バランスのよい比率だと思います。
ちなみに2020年3月の下落では追加投資したんですが、今振り返ってみるともっと買っておくべきでしたねw
焦らずにのんびりと
個人的に「早期リタイアできるほどの資産は有したいが、別に早期リタイアしたいわけではない」という方針を持っているので、「寝かせてある現金があってもよいかな」の精神でやっています。
そもそも自営業なので、「イヤな上司がいて今すぐにでも辞めたい」というモチベーションはないためです。言い換えると、リタイアしたとしても、たぶん生活はそんな変わらない気がするので、焦る必要はないと思うんです。
逆に、自営業の収入は毎月変わるため、ある程度キャッシュを持っておいた方が安心です。
そういう意味では、私の資産配分はほとんどの人の参考にはなりませんねw
今年はコロナの影響もあるので、当面はこの比率を大きく変えることなく維持し続けると思います。
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余談:筆者が今考える「生活防衛費の考え方」
こういう話は「生活防衛資金をいくら貯めるか」って疑問に結びつきやすいと思うんですけど、個人的には「現金を貯めてから投資を始める」よりも「現金とリスク資産に同時に積み立てる」考え方が好きです。
例えば「毎月積み立てられるお金のうち50%を現金に、残りをリスク資産に。現金とリスク資産の比率は50%ずつに維持する」みたいな感じです。
その意図は、早いうちから投資することで、少しずつ経験を積んでいけるためです。
「書籍にそう書いていたから」「誰かがそう言っていたから」よりも、自分で落ち着ける配分を探したほうが、将来的には経験値として身につくと思いますよ!