投資信託を毎月少額で積み立てると、将来まとまったお金を手にできる可能性があります。
例えば、毎月3,000円や毎月1万円からでも、積み立てを始めてみませんか。
少額積み立ての場合、例えば運用期間を30年と長く設定すると、複利運用のおかげで利益を最大化できます。
しかも、過去のデータに基づく限り、長期投資は元本割れで終わる可能性が下げるため、「運用に失敗して終わる」可能性も低くできるんです。
今なら、「Fund of the year」という投資信託のランキングも参考にすると、商品選びで迷うことも少ないと思いますよ!
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少額積立なら、運用期間を長く取ればいい
例えば、毎月1万円を利回り3%で積み立てると
出典:投信アシスト
例えば、毎月1万円を利回り3%で30年間積み立てると、積み立て元本は360万円に対し、その期待利益は220万円になります。
2018年度の税制ならば、220万円の20.315%(= 約45万円)が税金になりますが、つみたてNISA(投資信託の積み立て専用の非課税制度)を利用すれば、ある程度の部分を非課税にできます(※)
※つみたてNISAは最長20年の制度なので、21年目以降の運用で得た利益には税金が発生します。
複利運用の場合、理想的には運用期間が長いほどに期待収益額は雪だるま式に大きくなります。
30年間運用し続ける、という胆力は必要ですが、「少額投資を大金に変える1つの方法」として知っておいて欲しいと思います。
わずか220万円の利益?いやいや
例えば、私たちが普通に働いて220万円を貯めようとすると結構大変です。
- 1年で貯めるならば:毎月18万円の貯金
- 5年で貯めるならば:毎月3.7万円の貯金
- 10年で貯めるならば:毎月1.8万円の貯金
少額投資は意味無いとか言う方もいますが、全部労働で貯めるのってキツイですからね。
1,000円や3,000円からのスタートでもいい
2019年現在、投資信託はネット証券を中心に100円から購入できますので、「毎月1万円」という額にこだわる必要は無いと思います。
「初心者なのでお試しで」といった感じなら、毎月3,000円スタートで十分だと思います。
長期投資なら、元本割れの可能性も下がる
将来が過去と変わらないならば、長期投資は運用が元本割れで終わる可能性を下げることにも有効です。
長期投資することで、
- 少ない投資額で利益をできるだけ最大化させる
- 運用が元本割れで終わる可能性も回避する
ということですね。
少額でどんな投資信託を買う?
初心者なら投信ブロガーが決めたランキングを参考にしよう
「Fund of the year」という、投信ブロガーによる、投資信託の人気投票ランキングがあります。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018
このランキングを参考に購入すると良いと思います。
2018年度の場合、
- 第1位 eMAXIS slim 先進国株式インデックス
- 第2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 第3位 eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 第4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 第5位 eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
でした。
筆者の個人的なオススメランキングは
つみたてNISA用と書いていますが、投資信託の初心者全般にオススメできるものとして、以下の記事で紹介しています。
投資信託を少額(100円から)で買える証券会社
ネット証券中心に少額積立OK
以下は投資信託を100円から購入できる主な証券会社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
- 岡三オンライン証券
その他、auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)やSMBC日興証券、野村證券のように、毎月500円~1,000円から積み立てられる証券会社もあります。
2019年から投資信託を始めるなら「楽天証券」オススメ
これから少額で投資信託を始めるなら、楽天証券が有力です。
これから始めるなら、楽天証券をオススメする理由
- 楽天カードを使った投資信託の積み立てで楽天スーパーポイント獲得(要楽天カード)
- 投資信託の残高に応じて楽天スーパーポイント獲得
- 貯めた楽天スーパーポイントで投資信託を購入可能(1ポイント1円換算)
SBI証券も良いのですが、ポイント還元では楽天証券のほうが上回っていますので、少額投資では貰えるポイントが多い分だけ有利です。
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まとめ
- 投資信託の少額積立は、運用期間を長くして、少ない投資額の利益の最大化を目指そう。長期投資は元本割れの確率を下げる意味でも有効
- 少額投資とはいえ、数十万円かそれ以上の利益を得る可能性はある。ただ働いて同額を貯めるのはなかなか難しい
- ネット証券を中心に毎月100円から投資できる。還元率で言えば、楽天証券がもっとも高い。投資信託選びは投信ブロガーのランキングも参考にしよう
ちなみに、リスク資産の投資は投資信託の積み立てだけやっておけば、あとは預貯金や保険などの安全資産の運用だけでも十分です。
わざわざ、小難しい投資に手を出したり、証券会社や銀行の窓口で相談する必要もありません。
今年こそ、少額から始めてみませんか?