随所で語りつくされている気もしますが、改めてSBI証券での投資の始め方を紹介します。
証券口座の開設方法は以下で紹介していますので、ここでは口座開設後からお金を入金し、実際に取引するまでの一連の流れをまとめました。
個人的に、SBI証券の強さは証券口座への入金ルートの多さにあると思っています。
なるべく手間をかけずに、かつ難しいことを抜きで入金するための方法が揃っていますので、投資初心者でも使いやすいと思います。
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おさらい:SBI証券の口座開設方法
口座開設にまつわる詳細は「SBI証券の口座開設方法。開設に要する時間やよく疑問に思うところなど」で紹介しています。
ウェブサイトに示された手順に従って、あなたの名前や住所を入力していくだけですので簡単です。
口座開設の時間は5~20分ぐらい(人によります)かかります。
また、そこから最短1日か2日程度で、取引に必要なパスワードの書かれた書類を受け取れます。
口座開設時のよくある質問
口座開設時によくある質問として、
- 口座の種類(一般口座・特定口座)はどれを選べば良いですか
- 住信SBIネット銀行の口座は必要ですか
- 預り金自動スィープサービスとは何ですか
といった事柄があります。
口座の種類(一般口座・特定口座)はどれが良いですか
筆者のオススメは「特定口座の源泉徴収あり」です。
特定口座は株や投資信託の売買で、あなたが得た損益を証券会社が計算してくれる仕組みのことです。
さらに、「源泉徴収あり」を選択すると、あなたの確定申告の手間が省けますので、あなたが楽できます。
住信SBIネット銀行の口座は必要ですか
住信SBIネット銀行の口座はあったほうが便利ですが、「銀行口座が増えるのは煩雑」になるからと、開設されない方もいらっしゃいます。
別に同行の口座が無くても、SBI証券で株や投資信託を買うことはできますので、不要なら開設しなくてもOKです。
預り金スィープサービスとはなんですか
住信SBIネット銀行の口座を開設することで利用できる仕組みのことです。
預り金スィープサービスに申し込むと、高金利の預金サービスである「SBIハイブリッド預金」を利用できるようになります。
SBIハイブリッド預金を利用すると、ハイブリッド預金の残高から株や投資信託を購入できるようになりますので、わざわざSBI証券の口座に入金しなくても簡単だよ、って話です。
預り金自動スィープサービスも、株や投資信託を買うために必須ではありませんので、不要なら申し込む必要はありません。
口座開設に審査はありますか?
審査は無くはないですが、いわゆるクレジットカードのように電話での在籍確認のような厳しい審査はありません。
あなたの年齢が20歳を超えていて、きちんと日本国籍であるか、といったごく基本的なところです。
ので、あまりびくびくなさらないでください。
証券口座を開設したらお金を入金しよう
あなたのSBI証券口座にお金を入金するためには、
- SBIハイブリッド預金を使う(要:住信SBIネット銀行)
- ATMカードを使う(口座開設後に発行してもらおう)
- 即時入金サービスを使う
- あなたの最寄の銀行から振り込む
- 毎月の定額引き落とし
の5種類があります。
株式や投資信託の売買代金は前受制(まえうけせい)ですので、このいずれかの方法で入金しない限り、あなたは株式も投資信託も購入できません。
お金を入金すると、「買付余力(かいつけよりょく)」に反映されます。
ただし、あなたの最寄の銀行から振り込んだ場合には、買付余力に反映されるまでに1営業日程度かかる場合があります。
いずれにせよ、あなたは現在の買付余力の残高の範囲内で株や投資信託を買えるのです。
毎月の定額引き落としについて
SBI証券では、毎月自動引き落としにて証券口座にお金を入金することも可能になっています。
このサービスは必須ではありませんので、あなたが利用申し込みを行った際に初めて、あなたの口座に適用されます。
上記の図はSBI証券のページから引用したものですが、引き落としたお金の利用用途が制限されない点で、他のネット証券と異なります。
実は銀行振り込みでSBI証券口座に入金するよりかは、自動引き落としで毎月引き落としてもらったほうがお得です。
このサービスには手数料が発生しませんから。
あなたのスマホに「SBI証券 株アプリ」をインストールしよう
- Androidの場合はGoogle Play
- iOSの場合はAppStore
にそれぞれアクセスし、「SBI証券 株アプリ」をインストールしましょう。
あなたがiPadを利用する場合には、AppStoreでアプリを探す前に「iPhoneのみ」を選択してください。
そうすればSBI証券のアプリがみつかります。
スマホで株や投資信託を注文しよう
あとはあなたのお好みの金融商品を売買するのみです。
あなたが投資の初心者の場合、最初にチェックして欲しいのは、
- 国内株式(SBI証券 株アプリから)
- 投資信託(SBI証券のパソコン向けウェブサイトから)
の2つです。
他に、ロボアド(WealthNavi for SBI証券やTHEO + SBI証券)も見てみると良いと思います。
多くの投資家が特に興味を持つのは、配当金や株主優待です。
SBI証券では、株主優待に関するコンテンツ(優待全力応援!)も豊富に公開されていますから、それらも参考に、あなたが投資する銘柄を決めるのも良いと思います。
それでも困ったら、とりあえずイオンの株主優待は買っておくと良いと思います。
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まとめ
- SBI証券の口座開設は簡単。開設に際して審査もあるが、クレジットカードのように厳しいものではないので安心なさってください
- お金の入金ルートが多いのもSBI証券の特徴。あなたが住信SBIネット銀行を利用しない場合には、キャッシュカードや定期引き落としにてお金を入金しよう
- 投資に困ったら国内株式や投資信託をチェック。株主優待にまつわる情報が多いのもSBI証券の特徴
ちなみに筆者の利用方法は以下で紹介しています。
日常的にどう使っているか、が気になるようでしたら、併せてご覧ください。