SBI証券でつみたてNISAの損益を確認する方法を、スクリーンショットも交えながら紹介します。以下の3つのサービスにてつみたてNISAの損益を確認できます。
★SBI証券でつみたてNISAの損益を確認できるページ
- PCサイト
- スマホサイト
- スマホアプリ(かんたん積立アプリ)
端的には「損益(評価損益)」という項目の数値がプラスかマイナスかを見るだけでOKです。
投資信託特有の難しい言葉もありますので、その解説も含め紹介していきます。
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SBI証券でのつみたてNISAの損益確認方法
PCサイトの場合
PCをお使いの場合には、PCサイトにログインし、画面上方の「ポートフォリオ」から確認するのが簡単です。
上記は筆者のつみたてNISAの状況で、それぞれの項目は以下の意味を表します。
★PCサイトに表示される文言の意味
- 数量:積み立てている投資信託の保有残高
- 取得単価:平均取得残高。つまり買ったときの値段(積み立てなので平均値)
- 現在値:最新の投資信託の価格(基準価額)
- 前日比:基準価額の前日比
- 前日比(%):基準価額の前日比をパーセントで表示したもの
- 損益:現在出ている利益 or 損失。取得単価より高ければプラスで利益が出ている。取得単価より低ければマイナスで損失が出ている
- 損益(%):積立総額に対する利益額 or 損失額の割り合い
- 評価額:積立総額と損益の合算値
とりあえず利益が出ているかどうかを知りたければ、「損益」の数値がプラスかマイナスかを見るだけでOKです。
スマホサイトの場合
スマホサイト(スマホアプリではない)では、マイページにログインすると投資信託の残高を確認することができます。以下がそのスマホサイトのスクリーンショットと解説です。
スマホサイトの記載内容はPCサイトで閲覧できるものとほとんど同じです。
★スマホサイトに表示される文言の意味
- 保有口数:積み立てている投資信託の保有残高
- 取得単価:平均取得残高。つまり買ったときの値段(積み立てなので平均値)
- 基準価額:最新の投資信託の価格(基準価額)
- 前日比:基準価額の前日比
- 評価損益:現在出ている利益 or 損失。取得単価より高ければプラスで利益が出ている。取得単価より低ければマイナスで損失が出ている
- 評価額:積立総額と損益の合算値
とりあえず利益が出ているかどうかを知りたければ、右下の「評価損益」の数値がプラスかマイナスかを見るだけでOKです。
スマホアプリ(かんたん積立アプリ)の場合
スマホアプリ(かんたん積立アプリ)の場合は以下の通りになります。
★スマホアプリ(かんたん積立アプリ)に表示される文言の意味
- 評価損益:現在出ている利益 or 損失。取得単価より高ければプラスで利益が出ている。取得単価より低ければマイナスで損失が出ている
- 取得単価:平均取得残高。つまり買ったときの値段(積み立てなので平均値)
- 基準価額:最新の投資信託の価格(基準価額)
- 評価額:積立総額と損益の合算値
とりあえず利益が出ているかどうかを知りたければ、左上の「評価損益」の数値がプラスかマイナスかを見るだけでOKです。
積立総額を計算する方法
表示された内容から積み立てた総額を計算する方法を2つ紹介します。
方法1:評価額(保有金額) – 損益
評価額(保有金額)から損益を引くと積み立て総額になります。本記事で紹介したスクリーンショットの場合には以下のような計算式です。
★評価損益から積立総額を算出する
- 評価額(保有金額):400,337円
- 損益:+6,998円
- 積立総額:400,337 – (+6,998) = 393,339円
ちなみに、損益がマイナスの場合には「マイナス引くマイナス」になりますので、評価額と損益の足し算となります。
方法2:取得単価と保有口数(数量)から求める
投資信託の取得単価と保有口数(数量)が分かっている場合には、計算で積み立て総額を算出できます。本記事で紹介したスクリーンショットの場合には以下のような計算式です。
★保有口数から積立総額を算出する
- 取得単価:22,033円
- 保有口数(数量):178,523口
- 積立総額:22,033 / 10,000 × 178,523 = 393,339円
投資信託の基準価額や取得単価は1万口あたりの価格ですので、22,033 / 10,000 × 178,523と計算することで393,339円と求まります。
1口あたりの価格を求め、それに保有口数を掛け算する、という求め方です。
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まとめ
- SBI証券でつみたてNISAの利益を確認する方法はPCサイト、スマホサイト、スマホアプリのそれぞれを利用できる
- 利益が出ているかどうかを知りたければ「損益(評価損益)」の項目を見よう。プラスであれば利益が、マイナスであれば損失が出ている
- 積立総額を確認したい場合には評価額から現在の評価損益を引き算する(損失が出ている場合は足し算)
なお、評価損益を毎日チェックしていると、一喜一憂して疲れてしまうかもしれません。あまり見ないでほったらかしにしておくのが良いと思います。
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つみたてNISAの設定手順は以下の記事で解説しています。
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