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もしも投資にまったく関心がなかったら「つみたてNISA」はどんな運用をする?

1. 始める前の基礎知識




こんにちは、みらい(@instockexnet )です。

今日は「もしも、投資にまったく関心がなかったら、つみたてNISAはどんな運用をしたか」というテーマで記事を書いてみます。

元ネタは、ツイッターでのななしさん(@_teeeeest )とかずさん(@kazuya04012007 )のやりとりから。

このネタをもう少し膨らませてみましょう、と言う話です。

結論から述べると、つみたてNISAの制度に従って、できるだけ「自分で決めない」「自分の意思を介入させない」運用をすると思います。

★自分で考えずに、できるだけ怠けてつみたてNISAを運用しようとするとこうなる

  • 程よく分散されたバランスファンドを1本(本文で解説)
  • 毎月2万円 + ボーナス8万円 × 2回(投資する商品は1本なので、金額の配分も考えない)
  • アセットアロケーションは考えない(バランスファンド自体がアセットアロケーションを組んでるので)
  • 積立日は楽天カードのサービスに依存(楽天カードを使うので、証券会社は楽天証券のみ)
  • 現金・預金とリスク資産の配分は、つみたてNISAの非課税枠(年40万円)に依存

つみたてNISAは、自分で決めないといけないことが多いから大変なんですよね?それなら、もっと楽に考えましょうよってことで、できるだけ自分で考えずにサービスに依存した運用をします

正直、物事を考えて決断することって精神的なエネルギー使いますし、ぐったりしますし、おなかも減ります。

だから、できるだけ何も考えずに、楽に運用できる方法を選ぶんです。

その代わりに、仕事や副業などを頑張ったらパーフェクトですね!

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楽天証券でバランスファンドに積み立てて放置!

では、つみたてNISAの運用方針を紹介しましょう。

結論を述べると、楽天証券でバランスファンドに満額積み立てて放置です。

選ぶバランスファンド

候補は以下の3つです。

  • eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
  • ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
  • 楽天インデックスバランスファンド(株式重視型)

最近の好みで言えば、楽天インデックスバランスファンド(株式重視型)ですが、純資産や夜もぐっすり眠れることを考慮するとニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)を選ぶかもしれません。

新興国株式は必要か?とかREIT(不動産投資信託)は必要か?と不安に思うなら、全部入りのeMAXIS slim バランス(8資産均等型)でもいいです。

正直なところ、この3つであれば、サイコロ投げて選んでもいいですw

運用に手間をかけたくないので、つみたてNISA口座で株式ファンドを買って、特定口座で債券ファンドを買って・・・みたいなめんどうなアセットアロケーションは組みません。

自前でアセットアロケーションを組んでしまうと、将来リバランスのことを考えて決断しないといけない日が来るからです。

だから、もうバランスファンドに運用を一任します。

毎月の積立額

例えば「毎月2万円 + ボーナス8万円 × 2回」みたいな運用にします。

運用する商品がバランスファンド一本なので、金額の配分もわざわざ考えません

選んだ商品1つに年間40万円を投入します。

利用する証券会社

楽天証券と楽天カードのペアを利用します。

このペアを利用すると、楽天スーパーポイントの還元を最大限に受けられるため、他の証券会社を選ぶよりも確実に利益が増えます。

個人的に、クレジットカード決済にはかなり慣れていて、むしろクレジットカード決済でないと支払いのタイミングがばらばらになるなどの面倒を感じます。

なお、楽天カード決済を利用すると、サービスの都合上、積立日が自動で決まるため、「何日に積み立てるか」という些細な悩みからも解放されるのです。

また、楽天カード決済は楽天証券でしか利用できないので、自動的に楽天証券を利用することに決まります

物事を決断するのは精神的に疲れることなんだ

だから、めんどうな決断はできるだけショートカット!

バランスファンドを選択した理由は、アセットアロケーションや細かい商品選びなどが面倒で謎めいていて楽しくないからです。

しかも、ここを考えることに時間はかかりますし、「これでいいのかな?」と精神力を使うことも多いです。

つみたてNISAやインデックス投資の本を見ると、「アセットアロケーションを考えましょう」と書いてることが多いです。

ですが、大抵の初心者はここで躓くと思うんです。

アセットアロケーションってなんじゃ??」って。

一般に初心者は、つみたてNISAを始めようとしたときに、最初に商品選びをしようとします。

しかし、インデックス投資では最初にアセットアロケーションを決定し、その上で商品選びをしなければいけないので、ここで順番を間違えている方が多いと思うんですよね。

きちんとアセットアロケーションを吟味したかどうかは、相場が悪くなった時に初めて試されます。

でも、投資に関心がなかったら、アセットアロケーションの話はめっちゃ面倒というか、正直どうすれば良いかわからないと思います。

だから、最初からバランスファンドをさっさと選んでこのあたりはショートカットしようという考えです。

些細な信託報酬引き下げにも消耗しない

数年前まで「バランスファンドはダメだ」と言われた時代がありました。

これは資産配分が時勢にあっているのかという問題と、そもそもバランスファンドは手数料(信託報酬)が高かったためです。

しかし、2019年現在で先に挙げた3つのバランスファンドはいずれも信託報酬が優秀な商品ばかり。

ここから信託報酬が下がったとしても、将来の利益はわずか数千円か1万円ちょっとぐらい差が出るぐらいです。

それよりだったら、仕事や副業などの収入を太くするほうが確実に利益につながります

だから、ある程度低コストなバランスファンドを選んでおけば、あとは信託報酬の引き下げ競争に右往左往する必要もなくなるのです。

迷いを無くすことで、やはり精神力の消耗を避けようってわけです。

現金とリスク資産の比率も、非課税枠に従って勝手に決まる

つみたてNISAを利用した場合には年間で40万円という枠が決まっているため、残りは現金資産で持つという配分も自動的に決まります。

わざわざ追加投資することもなく、そういう制度の仕組みに沿って運用を決めれば、自分で考えなくても良いと思いませんか?

投資に関心がなくても、つみたてNISAは始めただろう

筆者は、仮に投資にまったく関心がなくてもつみたてNISAは始めたと思います。

元々20代の時から、個人向け国債のパンフを見たりはしていたので、現在のような投資オタにはならずとも投資はやってたと思うのです。

つみたてNISAでバランスファンドを購入することは、将来のインフレや外国のインフレに対するリスク分散の意味もあります

投資をしない人(現金しか持たない人)は、日本のデフレに100%ベットしているのと同じなので、元本割れはしない代わりに実は結構危ない橋を渡っています

いや、ほんとカナダの物価の高さにはマジでびびった。ほんと、海外に行けば日本が取り残されつつあることを実感できると思います。

やはり、将来のことに不安を感じるなら、現金とリスク資産を両方持てばいいという話になります。

「どちらが良いか」と迷ったら、とりあえず両方選んでおくって楽な選択だと思いませんか?

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まとめ

まとめとしては冒頭でも述べたように、以下のような運用になります。

★自分で考えずに、できるだけ怠けてつみたてNISAを運用しようとするとこうなる

  • 程よく分散されたバランスファンドを1本(本文で解説)
  • 毎月2万円 + ボーナス8万円 × 2回(投資する商品は1本なので、金額の配分も考えない)
  • アセットアロケーションは考えない(バランスファンド自体がアセットアロケーションを組んでるので)
  • 積立日は楽天カードのサービスに依存(楽天カードを使うので、証券会社は楽天証券のみ)
  • 現金・預金とリスク資産の配分は、つみたてNISAの非課税枠(年40万円)に依存

これだけ適当に運用しても、わざわざアセットアロケーションの配分を計算したり、投資本を何冊も買って勉強している人とさほど違いの無い運用成果になると思います。

別に投資本に書いてるように、意識高くわざわざ定期的にメンテナンスする必要もないのです。

これが、もしも筆者が投資にまったく関心がなかった時に選んだであろう「つみたてNISA」の運用方法です。

なお、運用成果の確認もほどほどにしたほうが良いですね。

運用成果を見るとどうしても迷いが生じるからです。

というわけで、できるだけ手間をかけずに運用を始めるなら、楽天証券がオススメです。