今年はまだ10日ほど残っていますが、おそらく今年はもうつみたてNISAの非課税枠を使わないと思うので、2019年のまとめなどを紹介します。
★記事の概要
- 2019年は大きく利益が増えた年に
- 今後も株価が上昇し、利益が増え続けるなら、「高所恐怖症」を克服しないとね
- 来年の運用方針など
12月27日から、証券市場は2020年の取引になります。
そのため、今月つみたてNISAをまだ積み立てていない方は、遅くとも26日までには積み立てを実行してください。具体的には投資信託の受け渡し日に左右されますので、心配な方は週明けの23日に積み立てておくと良いと思います。
では、一緒に見ていきましょう!
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2年間の積み立てと運用成績はどうだった?
現在までの総投資額
2019年12月時点までの総投資額は493,331円でした。
筆者つみたてNISA口座
今年は満額利用を予定していましたが、実際にはカナダの行ったとか、金欠だったとかの理由で満額どころか2018年もよりも投資額が少なくなってしまいましたw
11月と12月に金欠で、またしても、積立額不足で積立がスルーされてしまいました。もっとも、カナダ株を買ったり、他のサービスを使ったりしなければ満額利用できるんですけど、まあ仕方ないですね。
個人的には、「任意で証券口座に入金」よりも「クレジットカード決済で強制入金」のほうが確実に積み立てられる気がした1年間でした。
【楽天カードで投信積立をやってみて】
・クレカなので確実に積み立てられる
・楽天スーパーポイントおいしい(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”
・毎月の支払いキツイw毎月なんでこんなに支払いに追われてるんだろうと思ったら、その一部が投信積立の代金だったという😅
まあ、確実に積み上げたい人向きですねw
— Mirai Asset@東北投信🇨🇦 (@instockexnet) December 11, 2019
2019年の運用成績はよかった!
2019年12月までの運用成績は以下の通り。1枚目が毎月の積み立て額(元本)とその損益推移で、2枚目が損益推移だけを拡大して表示したものです。
積み立て額と評価損益の推移(筆者つみたてNISA口座)
評価損益の推移(筆者つみたてNISA口座)
2019年は、年初時点で3万円ほどの評価損からスタートする相場でしたが、8月以降は米国株を中心に株価の上昇が続き、現在が最も利益が乗った状態になっています。
今年の米国株の上昇率は結構高かったらしいですね。
筆者の投資するファンドは三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンドですので、投資先は米国を含む先進国と新興国の株式です。新興国株式はまだぱっとしないため、主に米国を中心とする先進国株の値上がりが効いています。
私たちは「高所」に慣れなければいけない
昨年は秋以降に「つみたてNISAで買っている投資信託を売りたい」という人が増えたようですが、今年も秋以降に「つみたてNISAで買っている投資信託を売りたい」という人が増えたようです。
そう、運用する投資信託の利益が増えてきたため、利益確定をしたくなった人が増えたのです(2018年は損失が増えて「やめたい」という人が増えたのでしたね)。
人によっては「儲かりすぎて怖い」と述べている方もいて、損をしても儲かっても結構大変だなぁと思ったところです。
つみたてNISAのような長期投資制度は、今後も株価が上昇することを前提に積み立てを行ないます。そのため、現在の利益は今後もさらに拡大していく(はずな)わけで、私たちはこれからさらに高いところを目指すことになるのです。
元本という「地平線」はどんどん遠くなって行くのですよ!(たぶん)
これからも株価が上がり続けるとするなら、私たちは常に高所恐怖症というか、常にいつ利確しようかと悩み続けるわけですね😅
含み益が増えたり減ったりに慣れないといけないですね
— Mirai Asset@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭 (@instockexnet) December 3, 2019
東北投信で取材したカンさんは、ご自身のブログでこんなことを述べられています。
利益が増えたり、 また減ったり、 あるいは損失を抱えたり、
上記の道のりは決して平たんではないからこそ、 つみたて投資ではある種の 「いい加減さ」が求められます。
儲かっていても損をしていても右往左往せず、適当な気持ちで、のんびりと積み立てていこうではありませんか!
今後のつみたてNISAの方針など
ら、来年こそ・・・w
2020年こそ満額の積み立てを・・・w
いや、非課税枠を無理に使い切る必要はまったくないんですけど、いっぱい積み立てたほうが(おそらく)将来おとくなのでw
ただ、来年は国際学会リベンジでハワイに行く可能性が高いので、きっと来年も満額利用は難しいんだろうなーと。
結局、こういう積み立てをきっちりと実行するためには、相応のお金の入りが大切なので、運用の理屈を捏ねるよりも仕事をがんばれって感じですね。日本はすでに景気後退が始まってるんですけど、来年のオリンピックで復活してくれることを期待しています。
積み立てる商品は変更しません
2020年も三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンドでいくことにしました。その代わり、余剰資金を使って、特定口座で楽天全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンドを随時購入し、株式の価格変動の打ち消し役として頑張ってもらいます。
つみたてNISAの仕組みを考えると、実は「数年ごとに積み立てる商品を変更する」という考え方もありだなと最近思っています。
このあたりは今後記事で紹介したいです。
ちなみに、今ある運用アイディアに、為替ヘッジなしの先進国債券と為替ヘッジありの先進国債券、そして国内債券の3つの資産の併せ持ちがあります。
国内債券のみでは利回りが不安なので、為替ヘッジありの先進国債券がサポート役です。
筆者は現在ETFでREITを保有しているため、全体の資産配分は株式に重点を置く8資産均等型みたいな感じになっています。
この資産配分、どこかで見たことあるなーと思ったら、あの「たわらノーロード最適化バランス」でした(つみたてNISAで最も売れていないバランスファンドシリーズ)。「実はたわらノーロード最適化バランスって、仕組みはすごいんじゃないの?」と驚いている今日この頃です。
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まとめ
- 今年のつみたてNISAは約23万円を投資。満額利用を目指したが、カナダに行ったなどの理由で満額利用には至らず
- 損益は過去2年間でもっとも儲かってる状態。つみたてNISAの仕組みを考えると、「高所恐怖症」は克服しなければいけない
- 来年も同じ商品に積み立てることに。為替ヘッジありの先進国債券を加えることで、株式の価格変動の吸収を試みる
余談:今年の注文は25日ごろまでに
12月25日ごろを超えると、投資信託の引渡し日の都合上、2020年の非課税枠に移ってしまいます。2019年の非課税枠が残っていて、使い切りたい方は週明け23日中に注文を通しておくのが良いと思います。
ちなみに、株式の権利確定日は12月26日ですので、27日以降の決済は2020年の取引になります。