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SBI証券のつみたてNISAオススメ商品と同社を選ぶ理由(米国株人気も考慮しつつ)

SBI証券のつみたてNISA売れ筋商品 2. 金融機関選び




つみたてNISAを始める際に、どの証券会社を選ぶかは結構難しいというか悩むところです。

今は「SBI証券か楽天証券を選んでおけばオッケー!」といったところですが、この記事では筆者が普段利用しているSBI証券のことを書いてみましょう。

投資信託のポイント還元制度を考慮すると、実は楽天証券のほうがより高いリターンになると思います。

ですが、総合的なサービス提供を見ると、SBI証券もなかなか捨てがたいですね。

ちなみに一部の個人投資家に人気の「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」はSBI証券専売ですので、この商品を買いたければSBI証券の口座開設は必須です。

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SBI証券でおすすめのつみたてNISA対象商品

SBI証券のつみたてNISA売れ筋商品

月間積立設定件数(つみたてNISA)(2019年10月)(出典:SBI証券)

最近はブームに乗っかって、米国株寄りにしてみましょうか。

個人的なつみたてNISAのおすすめ商品は以下の記事を。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI証券専売!)

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは2019年11月現在で、SBI証券でしか購入できないつみたてNISA対象商品です。

その信託報酬は0.0938%と、2019年11月現在でもっとも低コストな商品となっています。

eMAXIS slim 先進国株式インデックス

eMAXIS slim 先進国株式インデックスはもはやつみたてNISAの定番商品の1つですね。

業界最低水準の信託報酬を掲げており、コスト面でも運用面でも問題の無い商品の1つです。

eMAXIS slim 米国株式(S&P500)でもいい

先進国株か米国株かはお好きなほうをお選びください。

よく「どちらが良いか」と聞かれるので、以下のツイートも参考に。

eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)はつみたてNISAの「最終兵器」です。

この商品1つに積み立てておけば、全世界の株式に分散投資した効果が得られ、「これ以上投資する株式が無い」状態になります。

運用に手間をかけたくない人に向いている商品です。

SBI証券のつみたてNISA。オススメできる部分はどこ?

つみたてNISAのアプリがある

SBI証券は「かんたん積立アプリ」を提供しており、PCサイトにログインせずとも損益を確認したり、積立設定を変更したりできます

投資信託のアプリって、株取引きアプリに比べるとまだ少ないものの、最近ようやく増えてきたって感じですよね。

ちなみに、筆者が普段TwitterでツイートしているのはSBI証券のスマホサイトの画面です。

スマホサイトは損益のみ確認できますが、積み立てる商品や金額を変えることはできません。

低コストで有力なつみたてNISA対象商品を完備

SBI証券はつみたてNISA対象商品を極力そろえる方向で展開しているため、ブログやTwitterなどで話題になりやすい投資信託を購入できます

商品の多さは選びにくさに繋がるかもしれませんが、その場合には筆者のオススメ商品もぜひ参考にして欲しいです。

投信マイレージサービスがある

ポイントを貰えて、ポイントを再投資できる

SBI証券はTポイントと提携しており、投資信託に残高に応じてTポイントを貰ったり、そのTポイントで投資信託を買えたりします

TポイントでつみたてNISAの積み立てができない点はデメリットです。

ですが、ポイントで別の投資信託を買っていけば、将来的には結構な残高になると思います。

注意:ポイント還元率の高い楽天証券が有利だ

ポイント還元を活用して「リターンを得る」という意味では楽天証券のほうが上になったと思っています。

以下のグラフは、それぞれ2つの投資信託に同じ条件で投資したときに、どちらがより高いリターンを得られるかをエクセルでシミュレーションしたものです。

  • SBI証券で、つみたてNISAでもっとも低コスト(※)なSBIバンガードを購入
  • 楽天証券で、eMAXIS slim 米国株式(S&P500)を購入

※信託報酬は2019年11月時点

ご覧の通り、多少コストが高くとも、ポイント還元と再投資をフル活用すれば楽天証券のほうが儲かります

ポイント投資を活用して米国株連動のファンドを買った時の30年目終了時の評価額

筆者作成

今後のサービス展開を考えたとしても、ポイント運用については自社でサービスを抱えている楽天証券側のほうが有利です。

ポイント投資で資産を増やしたい人はSBI証券よりも楽天証券を選んだほうが幸せになれると思います。

実は、つみたてNISA以外の部分に目をむけると幸せになれるのでは?

つみたてNISAを始める際に、SBI証券を選ぶメリットは、実はつみたてNISAのサービス以外の部分にあるかもしれません。

例えば、つみたてNISAと米国株投資を併用してみる

最近は個人投資家に米国株投資(海外ETF投資も含む)が人気です。

米国株関連の本も結構発売されていますし、どちらかといえば、つみたてNISAより米国株取引きを始めたい人のほうが多いのかもw

SBI証券は

  • 米国株取引に対応しています
  • 最低取引手数料は0円です
  • 住信SBIネット銀行を利用すれば、わずか片道4銭でドルを購入できます(楽天証券は25銭)

と、米国株投資の初心者が始めやすい環境が整っています。

例えば、「つみたてNISAを始めて、Twitterで情報収集を始めます!」とTwitterを始めると、結構つみたてNISA以外の投資も利用している人が多いことにびっくりするかもしれません。

彼らに影響を受けたときに、「自分の投資を拡大させやすい」のがSBI証券の特徴なんです。

実際に筆者もSBI証券で海外ETFとかカナダ株式(厳密には米国に上場するカナダ銘柄)を買ったりしていますし。

海外ETFの分配金受領報告書。海外ETFには結構税金がかかる!

筆者の海外ETFの分配金報告書(SBI証券)

サービスの貧弱さで自身の投資を制限してはいけない

SBI証券のように、取り扱いサービスの多い証券会社は、一見すると(選択肢が多すぎて)初心者向きではないと考えることもできると思います。

筆者も昔はそう思っていましたが、今は一周まわって、SBI証券の「なんでもできること」は優秀だと思っています。

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まとめ

  • SBI証券のつみたてNISAでは、専売の超低コスト投信「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を購入できる(ただし、ポイント投資をフル活用すれば楽天証券のほうが高リターンにもできる)
  • つみたてNISAのスマホアプリやポイントサービスなど、使いやすさやお得さにも目線が向けられている
  • つみたてNISA以外の投資も併用しやすい。最近話題の米国株投資などもつみたてNISAと一緒に始めやすい

つみたてNISAだけをやるなら楽天証券で良いと思いますが、他の投資も併用するならSBI証券が良いと思っています。

まあ、正直なところ、楽天証券かSBI証券のどちらかに口座を開いておけば無難な運用ができると思いますけどね。