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つみたてNISAを利用するといくら節税になるの?商品例と試算込みで解説!

基礎知識を知りたい

「つみたてNISAを利用すると税金が安くなる?」

「つみたてNISAって非課税になるというけど、それは具体的にどのくらいの金額なの?」

みたいなところをこの記事で解説します。

三菱UFJ国際投信の1万人調査によると、つみたてNISAを知らない人にとっては非課税メリットってあまりイメージがつかないみたいです。

しかし、実際に体感してほしい、この強力なメリット。

具体的な商品例も挙げながら、将来予想される非課税額と、それがどのくらいすごいのかを一緒に見ていきましょう。

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まず前提として、普段の税金を安くする制度ではありません

話の前提として、つみたてNISAは普段、あなたが給与から支払っている税金を安くする制度ではありません

例えば、生命保険料控除とか医療費控除、または「ふるさと納税」とか、支払った分だけ所得から控除される制度ってありますよね。

つみたてNISAはこのような所得控除の制度とは異なるもので、毎月いくら積み立てようが、支払う税金は安くならないのです。

もしあなたが、「投資信託に積み立てたら、保険料控除扱いになって、税金安くなりますよ」という話を聞いているなら、それはiDeCo(個人型確定拠出年金)の話です。

なので、つみたてNISAには年末調整や確定申告を通じた何らかの作業も発生しないのです。

つみたてNISAは源泉徴収ありで始める?それとも無しで始める?
「つみたてNISA 源泉徴収 どちら?」という検索で弊ブログが引っかかっていたので、ここではそれに回答してみたいと思います。ただ、最初に肝になるところを述べておくと、「つみたてNISA」自体には源泉徴...

では、つみたてNISAを使うメリットは何か

つみたてNISA口座で買った商品で儲けても「税金ゼロ」

では、つみたてNISAを使うメリットは何かと言うと、

つみたてNISA口座で買った投資信託でいくら儲けようが、その儲けには税金がかからない

点にあります。

つみたてNISAでは、毎年40万円を上限として一定の投資信託が購入可能です。
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。非課税で保有できる投資総額は最大800万円となります。

出典:つみたてNISAとは | 金融庁

つまり、

  1. つみたてNISAの口座で、投資信託を800万円分買った
  2. この800万円が1000万円になった(200万円の利益)
  3. 200万円にかかる税金は無料!(本来は20.315%の税金が発生)

という話になります。

普段、給与から支払っている所得税とかが安くなるのではなく、「投資で儲けても、その儲けに税金はかからないよ」というのがつみたてNISAのメリットです。

できるだけ、いっぱい儲けたほうが税金もお得に

いくら儲けても税金がかからないのですから、理論上はより大きな儲けを期待できる商品に投資することで、非課税になる金額も多くなります

  • 800万円投資して50万円儲けた:非課税額は約10万円(50万円 × 20.315%)
  • 800万円投資して200万円儲けた:非課税額は約41万円(200万円 × 20.315%)

つみたてNISAで、先進国株式(eMAXIS slim 先進国株式やニッセイ外国株式インデックスファンドなど)が選ばれる理由の1つは、大きな儲けを期待できるため、その分非課税額も大きくなる可能性が高いからです。

もちろん、非課税だけに目を向けすぎて、自身が背負いきれないリスクを背負ってしまうのは本末転倒です。

とはいえ、みんなが先進国株式を中心とする株式ファンドを買う理由には、そういった理由があることも知っておくと良いと思います。

試算:実際非課税額はどのぐらいになるのか

というわけで、「具体的な商品に投資したときに、非課税になる額はどの程度になるのか」をいくつか試算してみました。

各商品の過去20年の幾何平均リターンを求める

ここでは、各商品の過去20年の幾何平均利回りを求め、同じ運用成績が今後20年継続した場合に期待できる非課税額を求めます。

信託報酬などは考慮しませんので、実際にはもうちょっと少ない数値になるはずです。

というわけで、今回見積もった各商品と幾何平均利回りは以下の通り。

  • eMAXIS slim 米国株式(S&P500):6.42%
  • eMAXIS slim 先進国株式インデックス:6.05%
  • 世界経済インデックスファンド:5.68%
  • eMAXIS slim バランス(8資産均等型):5.1%
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)4.06%
  • DC年金バランス30(債券重点型):3.1%

過去20年の成績に基づく限り、つみたてNISAで投資できる商品は、平均3~7%程度の運用成績を期待できます

この利回りで20年間運用したと仮定し、その運用で得た利益に20.315%をかけた値が非課税額になります。

幾何平均リターンから、非課税額を求める

毎月3.3万円積み立てたと仮定し、20年後の期待利益と、そこから本来支払うべき税金を算出しました。

なお、3.3万円を20年間積立投資すると、総投資額は792万円になります。

幾何平均リターンから求めた、期待される非課税額
商品名
利回り
20年後の期待利益
(万円)
本来支払う税金
(万円)
米国株式
6.42%
781159
先進国株式
6.05%
729148
世界経済IF
5.68%
662134
8資産均等型
5.1%
568115
4資産均等型
4.06%
42386
債券重点型
3.1%
30161

期待される非課税額は~159万円

上表の結果より、毎月3.3万円をeMAXIS slim 米国株式(S&P500)に積み立て、平均的な運用成績になると、期待される非課税額は159万円と求まります

  • 本来は159万円の税金を納税する。159万円も払うんだよ!
  • つみたてNISAなら無料!税金なんてびた一文払わないぜ!

もちろん、投資額や最終的な運用成績にも左右されますが、100万円か200万円近いお金を納税しなくてもよい制度がつみたてNISAなのです。

余談:100万円貯めるって大変だよね

100万円貯めるって大変ですよね。

例えば、毎月3万円を定期預金に積み立てても、100万円を超えるのは34ヶ月目(2.8年後)です。

一方、つみたてNISAを利用すると、この2.8年にも相当する金額をあなたの手元に回収できるんです。

便利な節税シミュレータもあるよ!

シータさん(@reuse_theta)のサイトにはつみたてNISAの節税シミュレータもあります。

【非課税効果】つみたてNISA(積立NISA)の節税シミュレータ【丸わかり】 | 猫に小判、ハトに豆鉄砲

うちの記事を読んでも「イマイチ、ピンとこないなー」って場合にはシミュレータに数値入れて遊んでみてください。

注意点:非課税額にだけ注目しないように

非課税額だけみるとeMAXIS slim 米国株式(S&P500)に投資するのが最適解のように思えますが、この商品は予想される価格変動も大きい商品です(だから儲けの期待値も大きいわけで)。

価格変動が大きすぎて、途中で「やーめた」と投げてしまうのは本末転倒です。

個人的には、節税額の大きさよりも、あなたが20年その商品を運用し続けられるかを重視して選ぶことが重要だと思います。

一番ローリスクローリターンなDC年金バランス30(債券重点型)でも、60万円近いお金を節税できるのですから!

さぁ、つみたてNISAをはじめよう

非課税メリットに関心を持ちましたら、つみたてNISAを始めましょう

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筆者はSBI証券でつみたてNISAを継続しています。

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まとめ

  • つみたてNISAでの非課税メリットは、つみたてNISAを通じて儲けたお金に税金がかからないこと。保険料控除として普段の税金が安くなるのはiDeCo
  • 試算では、つみたてNISAを利用することで100万円か200万円近いお金を非課税にできる。同じ金額を毎月貯蓄するのは結構大変なはず
  • 非課税メリットを最大化するにはハイリスクハイリターンな商品を選ぶ。が、リスクの大きさのために途中でドロップアウトするのは本末転倒なので、あなたの運用しやすい商品を選びたい

ちなみに非課税で浮いた150万円を20年間で分割すると、1年あたり7.5万円に相当します。

老後に1年に1回、小旅行にいくためにはちょうど良い金額だと思いませんか?

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