DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)。つみたてNISAでもっとも低リスクな商品の1つ

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーション4. 投資信託・ETF商品解説




DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)はつみたてNISAでもっとも低リスクに運用できる商品の1つです。

  • 大損したくない
  • 失敗したくない

といった場合に、選択肢に入れて良いと思います。

その代わり、期待されるリターンも少なめなので、「つみたてNISAで投資できる債券」として考えると良いと思います。

それでは、 DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の特徴を見ていきましょう!

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「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)」とは

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)(協会コード:29311177)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、つみたてNISA対応の投資信託です。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型) | ニッセイアセットマネジメント

DCニッセイワールドセレクトファンドシリーズは4種類あり、「安定型」は最もリスクとリターンの抑えられた配分で運用されています。

★4種類あるDCニッセイワールドセレクトファンドシリーズ

  • DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)

出典:https://www.nam.co.jp/report/pdf/mo120302-1.pdf

信託報酬や純資産などの基本情報

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の特徴(2019年11月06日現在)
購入手数料0%
(ノーロード)
信託報酬
実質コスト
0.154%
0.198%
信託財産留保額0%
換金手数料0%
運用期限
(償還日)
無期限
(償還なし)
基準価額ニッセイアセマネ公式
純資産(ベビー)
純資産(マザー)
27億円
-億円
SBI証券ランキング
つみたてNISA
設定件数
ランク外
(2019年4月)

マザーファンドは投資先が異なる5種類のインデックスファンドから構成されています。ニッセイ外国株式インデックスファンドやニッセイインデックスパッケージシリーズなど、同社の低コストインデックスファンドと共有しています。

信託報酬ランキング(2019年11月)

11位

SBI証券で2019年11月6日時点で取り扱う153本のつみたてNISA対象投信との比較。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーション

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーション

出典:https://www.nam.co.jp/report/pdf/mo121718-1.pdf

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーションは、上図より以下のように読み取れます。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーション
資産クラス比率
国内債券60%
先進国債券25%
新興国債券0%
国内株式5%
先進国株式5%
新興国株式0%
国内REIT0%
先進国REIT0%
短期金融資産5%

※短期金融資産とは「1年以内に運用を終える安全性の高い国内債券や譲渡性預金など。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のアセットアロケーションの大半は国内債券で、残りの大部分を先進国債券が占めています。株式への投資比率は全体の10%に限られており、つみたてNISA対象商品の中でも特に株式比率が低く抑えられています。

おそらく、つみたてNISAでもっとも低リスクな商品

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)はおそらくつみたてNISA対象投信の中でもっともリスクの低い商品の1つです。リスクが低いとは、「大きな損失を抱えにくい」特徴を持つことで、本商品は金銭的に大きな損失を抱えにくいと予想されます。

上記記事では、つみたてNISA対象投信の中でも特にリスクの低い商品を紹介しています。リンク先の比較表では、DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のリスクが「3.6%」ともっとも低い数値になっています。

2018年のDCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)は年初から年末に向けて約3%下落しました。一方、ニッセイ外国株式インデックスファンドは約12%下落しており、「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の大損しにくさ」が見て取れます。

というわけで、アセロラ(使っているデータはJPモルガンAMの将来予測データ)を使ってよくあるバランスファンドとのパフォーマンスを比較してみましょう。なお、短期金融資産はリスク0%、リターン0%として計算しています。

よくあるバランスファンドとのリスク・リターン比較(2019年5月23日時点)
商品名リスク
(%)
リターン
(%)
DCニッセイワールド
セレクトファンド
(安定型)
3.911.24
DCニッセイワールド
セレクトファンド
(債券重視型)
6.551.99
DCニッセイワールド
セレクトファンド
(標準型)
9.712.71
DCニッセイワールド
セレクトファンド
(株式重視型)
12.983.44
4資産均等配分10.572.75
6資産均等配分12.783.37
8資産均等配分13.483.94
公的年金9.752.70

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の将来予想

JPモルガンAMの超長期マーケット予測2019のデータを利用し、毎月1万円を20年間積み立てた場合の将来予測を求めてみました。モンテカルロシミュレータはアセロラを利用しています。

以下で述べる結果は、あなたの将来の運用成績を保証しませんので参考程度にご利用ください。

なお、短期金融資産はリスク0%、リターン0%として計算しています。

20年後はいくらに?

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の将来予測

出典:JPモルガンAMの超長期マーケット予測2019のデータを利用しアセロラで算出

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)の将来予測

出典:JPモルガンAMの超長期マーケット予測2019のデータを利用しアセロラで算出

この計算では、240万円(毎月1万円 × 12ヶ月 × 20年)の積み立てに対し、中央値で272万円、平均273万円の運用成績になりました。20年間の運用で30万円しか増えない計算ですが、DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)はリスクを抑えた商品ですから、期待されるリターンも低めになります。

20年後の元本割れの確率は11.0%でした。元本割れで終わったとしても、下位10%の成績は239万円ですので、わずか1万円の損失です。大きく損をしてお金を失う可能性は少ないと予想されます。

このぐらいであればほぼ定期預金の延長として利用もできそうですね。といっても、DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)は元本保証の商品ではありませんが、現在の市況が続く限りはほぼ元本か元本より少々増えた程度の結果を期待できそうですから。

なお、1年間の最大見込み損失額は投資額の6.4%です。2018年の値動きはこの見込み損失額の範囲内に収まっています

純資産の少なさが弱点

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)は2019年5月末時点で純資産が6.5億円程度と少なめです。資産残高は順調に増えてはいるものの、それでもまだ少ない(10億円は欲しい)と感じます。

しかし、本ファンドはiDeCo(個人型確定拠出年金)でも利用されていることから、「純資産の少なさを理由とする早期償還(運用をやめること)」の可能性は低いと予想されます。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)を購入できる金融機関

つみたてNISAで購入するならば

SBI証券や楽天証券など、いわゆるネット証券で購入可能です。楽天証券で購入するのが2019年時点での最良の選択だと思います。

iDeCoでは購入できない模様

DCの名前はついているものの、2019年5月時点でiDeCoを通じてDCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)を購入できる金融機関はないようです。

ただ、本ファンドには毎月一定額の資金流入があることから、企業年金あたりで選べるのかもしれません。

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まとめ

  • DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)はつみたてNISA対象投信の中でも最も低リスクで運用できる商品の1つ
  • 将来予想の成績はかなり保守的。下位10%の成績の場合、240万円の投資に対し、239万円の成績に。20年後の予想される運用成績の分布が狭い
  • 2018年1年間の値下がり幅は約3%と狭い。リスクとリターンから算出される本ファンドの年間見込み損失額は投資額の約6%

純資産は少ないものの、値動きの小ささとしては、おそらくつみたてNISAでも有数のローリスクな商品の1つです。「大損したくない」「失敗したくない」場合には、選択肢に入れても良いと思います。

一方、将来見込まれる利益も小さくなっています。ローリスクローリターンな商品であることを念頭にお選びください。

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