感想:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

体験談




DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という面白そうな本を見かけたので、Amazonで即買いしてしまいました。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール | Amazon

最初に「DIE WITH ZERO」のポイントを述べると、「お金を使えるタイミングというのは決まっているので、無目的に老後に向けて蓄財するのはやめよう」というお話。いかにもインデックス投資界隈とは相容れないような話題です(笑)

「DIE WITH ZERO」を執筆した著者「Bill Perkins」氏は天然ガス取引で財を成したトレーダーで、現在のエネルギー系のヘッジファンドを管理しています。

Bill Perkins (businessman) | Wikipedia

書籍のコンテンツが刺さるのは「蓄財をほどほどに抑えれば、様々な経験に投資できる人」です。お金がありすぎても、生活にカツカツすぎても本書の内容は的外れに感じるようになると思います。

では、本題。

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「DIE WITH ZERO」の概要

冒頭でも述べたように、「DIE WITH ZERO」の主題は「お金を使えるタイミングというのは決まっているので、無目的に老後に向けて蓄財するのはやめよう」というお話です。

一般には「老後の生活のために」「老後は医療にお金がかかるから」という理由で、若いうちからの蓄財が推奨されていますよね。例えば、2019年には「老後に2000万円の資産が必要」と話題が大々的に報道されていました。

しかし、本書では、「実際には老後にさほどお金を使わない」と述べています(この話はアメリカでの状況である点に注意)。

★老後にお金を使わない理由

  • 高齢になるほど、体力的に活動できなくなってくる
  • 医療にお金が必要になった場合、人並みの貯蓄では賄えないほどの金額がかかる(つまり、社会保障に頼ったほうが良い)

著者は特に「高齢になるほど経験できなくこと」を重視しており、それを「小さな死」と表現しています。例えば「子供用のウォータースライダーを楽しむ「リスク」を取れるのは子供のうちだけ」と紹介しています。

ところで、蓄財しなかったお金の使い道は「経験」です。

著者は経験が将来にわたって記憶の中で生き続けることを「思い出の配当」「記憶の配当」と呼んでおり、それを複利で増やしていくことが人生を豊かにすると述べています。経験は誰かと共有できます。その共有した体験を、後日会話の中で振り返ったりすることが新たな思い出を作り、「複利」的だというのです。

つまり、「小さな死」を迎える前に様々な経験をし、その思い出の中で死んでいくことが素晴らしい人生になるというのが著者の主張です。「DIE WITH ZERO」の意味は、死ぬときにはお金をゼロに近づけよう、お金はなるべく価値ある経験等に変えようというものですね。

なお、無条件に金を使えとは述べておらず、必要な財産は作ることも説いています。FIREムーブメントの話題が出てくるのも、投資界隈の人にとってなじみがあって良いですね。

感想

iDeCoやめようかと思いました(笑)

実際にはやめられないんですけど、「節税になるから」と無条件に金額を積むのはちょっと考えようかなぁと。

やっぱり60歳まで引き出せないというデメリットは大きいですよねw

実は30代になって、いまさらながら「20代のうちにやっておけば良かったなぁ」と後悔することがちらほら。カナダに行った後だから言える話ですけど、ワーキングホリデーとか行っておけばよかったなぁと。

書籍中では、「経験することで新たにやりたいことが見つける」ことについても触れられており、「ああ、その通りだよね・・」と。20代の頃は海外行くという発想も無く、加えて「お金が無いから行けない」と思ってましたし。

これからの人生も、何か経験を積んだ場合に「今まで思いもしなかったこと」をやりたくなる可能性を考えると、そういった時のために動かせるお金は持っておいて良いかなと思いました。

今まで老後の生活のことばかり考えてお金の計算をしていたので、本書の主張をもとに少し考え直してみます。Twitterの投資家さんたちみたいに、そもそも収入が大きいと良いんでしょうけど、現時点では収入が限られているので、うまくバランスを取るしかありませんね。

ちなみに、書籍の中には「自分のやりたいことを考えてみよう」などと書かれているんですが、思った以上に「やりたいことがない」んですよね(笑)

「カナダには行きたいけど、あとは何かあるかなぁ。。。(フリーズ」って感じで。

これはそもそも経験不足なのかもしれません。

あなたにはお金や仕事の都合で我慢している「やりたいこと・実現したいこと」はありますでしょうか??

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まとめ

  • 「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」は、死ぬ時点で保有する金融財産をゼロにしようと述べる書籍。お金を経験に使うことの重要さを説く
  • 無目的にiDeCoにお金を入れることを戒められた気がしたw
  • 蓄財とお金を使うことのバランスを考え直したいと思う良書

余談ですが、この本読んで日本人が体験への消費を増やしたら、日本の低迷感はあっという間に解決しますねw「将来が不安だから」とひたすら消費を我慢する人なら読んでもいいんじゃないかと思う書籍でした。

逆に、蓄財すら困難な状況にある人達には「金持ちの道楽」と反論を買うだけの本だとも思います。1か月後の生活も見通せない人に、「お金より経験を」といっても響かないと思います。

「DIE WITH ZERO」はお金の貯め方と使い方のバランスを考えている方には、ぜひおすすめしたい書籍でした

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