8資産均等型にゴールドを加えた9資産均等型の評価

8資産バランスに純金を加えた9資産均等配分3. 商品選択と組み合わせ




ゴールドへの投資について、読者様から質問を頂いたのでご紹介します。

8資産均等型のバランス投信を買いつつ9資産目として特定口座でゴールドのETFを買うのはどうなんでしょうか?

  • eMAXIS slim バランス(8資産均等型) 88%
  • 純金上場信託(1540) 11%

こんな感じで

eMAXIS slim バランス(8資産均等型)にゴールド(円建て)を11%加えることで9つの資産(国内外の株式・債券・不動産投資信託 + ゴールド)に均等に投資できます(以下、9資産均等型と呼ぶ)。

結論を述べると、過去の実績に基づく限り、9資産均等型のパフォーマンスが良くなります

では、一緒に見ていきましょう!

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9資産均等型のリスクとリターン

myINDEXの資産配分ツールで9資産均等型のリスク・リターンを求めると以下のようになります。

8資産と9資産のリスク・リターンを比較(2020年08月07日現在)
8資産9資産
リスク12.211.5
リターン6.36.8
シャープレシオ0.520.59

過去20年のデータに基づけば、8資産均等型にゴールド(円建て)を加えた9資産均等型のほうがリターンとシャープレシオが高く、効率的な運用を期待できます。これぞまさに分散投資の効果、ですね。

myINDEXのデータでは、ゴールドの過去20年の運用成績は「リターン:9.3%・リスク:16.3%」と、先進国株式もびっくりのハイリターン商品でした。このリターンは全て値上がりによって実現されたものです。

一方、ゴールドの過去20年のリスクは16.9%と高めです。ゴールドは短期的には値動きの大きい商品であることも指摘できると思います。

長期投資シミュレーション

モンテカルロシミュレーションを行い、8資産均等型と9資産均等型を比較したところ、ゴールドを加えた9資産均等型が良い成績になりました

20年後の運用成績の比較
評価額
8資産
評価額
9資産
中央値
(実現利回り)
468万円
(6.1%)
493万円
6.5%
平均値501万円515万円
最大値1,300万円1,436万円
最低値167万円182万円
20年後
元本割れの確率
3.3%2.3%

★シミュレーション条件

  • 上述のリスク・リターンの値を用いる
  • 毎月1万円の積立投資
  • 運用期間は20年(投資元本は240万円 = 1万円 × 12ヶ月 × 20年)

※あなたの将来に運用成績を保障するものではありません

インプットしたデータは9資産均等型が優れているので、モンテカルロから出力されるデータも、9資産均等型が良くなった、というわけですね。

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まとめ

  • 国内外の株式・債券・不動産投資信託に純金を加えた9資産均等型を評価
  • 過去20年の純金の成績が良かったため、シミュレーションによると9資産均等型のほうが運用成績がよくなりやすい
  • 値動きの大きさに注意

実際にデータとして出してみると、純金をアセットアロケーションに加えるメリットがあるようだ、と求まりましたね。下記記事で紹介したのと同じような結果を得られていると思います。

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