「ゴールドに投資するか。しないか。」は、決定打となるものがなく、判断の別れやすいところです。もし、あなたがゴールドに関心を持っていて、判断に迷っているなら、カンさんの記事がお役に立つかもしれません。
金(ゴールド)は再び輝きを取り戻すのか? | 投資信託クリニック
※歴史の話をたとえに出すなど、博学さを感じられるコンテンツです。
筆者はこの記事を読んだ上でも、ゴールドは買おうと思っています。しかし、カンさんの記事で述べられていることも非常に納得感あるものです。
それを多くの方に知ってほしいなぁと思ったので、今回記事にまとめてみました。
[スポンサーリンク]
記事の概要
★カンさんの記事の概要
- ゴールドは2021年に1トロイオンス2000ドル越えも予想される
- 歴史上、「信用のなかった」経済下だからこそ、価値の変わらないゴールドは輝いていた
- これからの時代はどうか
個人的にしびれた一文が以下です。
あなたは、明日に希望を見い出せない時代が再びやってくると思いますか?
この一文にカンさんの気持ちが全て乗せられている、ように思います。
国語のテストみたいな感じですがw
何が素晴らしいと感じたのか?
では、なぜこれが素晴らしいと思ったのかというお話。
一般にゴールドに投資するか否かの選択では、「配当が出る or 出ない」「企業として成長する or 成長しない」といった観点で語られることが多いです。このロジックは、数年前ぐらいの筆者も思っていた話です。
★よくあるゴールドに投資しない理由
- ゴールドは配当を生まない(株は配当を生む)※
- ゴールドは経済成長しない(株は成長する)
※「配当を生まない」という点はグロース株も同じなので、ちょっと弱い理由ですね。
しかし、現実としてゴールドは株価と同等、またはそれ以上に高いリターンを出してきています。おそらく、ゴールドのパフォーマンスは多くの方が考える以上に高めです。それを「成長しないから」と切り捨てるのは、ちょっとゴールドの相場を見てないのでは?とさえ感じる気がします。
出典:金が思ってた以上にハイリスク・ハイリターンだった件 | トラインベスト
というのを踏まえた上で、ゴールドに投資するかどうかを将来の展望に対する質問に振り替えたのです。
あなたは、明日に希望を見い出せない時代が再びやってくると思いますか?
以前、ゴールドは「インフレヘッジ」ではなく「危機ヘッジ」であると紹介しました。
海外サイトの解釈では、ゴールドは中央銀行が経済をコントロールしきれない時に価格が上がると考察されているものもあります。
だからこそ、このカンさんの質問はゴールドをポートフォリオに含めるかどうかの神髄を突いた質問なんです。
もう一点、この質問にカンさんのポジティブさを感じたんですよね。
以前、東北投信ではカンさんを無理やり取材させていただいたんですが、その時に聞いた言葉を思い出すんです。「どんな状況にも明るい希望を持つところがカンさんっぽいなぁ」って。
というのを感じて、一人で興奮して膝を打ってました(笑)
膝ぶつけたわけじゃないよw
それでもゴールドは買うだろう
と、割と納得感をもって読んだわけですが、それでも筆者はゴールドを買います(笑)。歴史的にはゴールドを加えたほうがアセットアロケーションのパフォーマンスが向上した、という理詰めが理由です。
でも、将来に対する暗い見通しは持ってません。だから、アセットアロケーションに対するゴールドの割合はごくわずかです。
[スポンサーリンク]
まとめ:ゴールドの投資に迷う方はぜひ
- カンさんがゴールドを買わない理由は、将来への希望から。歴史上、ゴールドは希望を見いだせない時代のヘッジ商品だった
- ゴールドは危機ヘッジである。カンさんの質問はその神髄を突くもの
- でも、筆者はゴールドを少しだけ買うだろう
というわけで、お時間ある方はぜひご覧くださいってことで。
金(ゴールド)は再び輝きを取り戻すのか? | 投資信託クリニック
ゴールドについては、いろいろ調べた結果、知ったことなども結構あるので、今後も紹介していきたいと思います。