ノアリザーブ(ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド / ピクテ投信)について調べてみた

ピクテ・ノアリザーブ4. 投資信託・ETF商品解説




ピクテ投信の「ノアリザーブ(正式名:ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド)」というバランスファンドをちょっとだけ買うことにしました。

ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド | ピクテ投信

ノアリザーブは「株式・債券・ゴールド(純金)」に分散投資を行うもので、毎月決算型と年1回決算型の2種類があります。この資産配分は最近の筆者にとっては、結構親和性のあるものです。

今回はノアリザーブの年1回決算型に投資するつもりで、基準価額からいろいろと調べてみました。

なお、これはネタ的に買うものです。購入動機は最後のほうに書いておきます。

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ノアリザーブの特徴

ノアリザーブとはピクテ投信のバランスファンドの1つで、ファンド側の判断によって資産配分を変更する「アクティブファンド」です。

  1. 主に世界の株式、債券、金など様々な資産に分散投資します
  2. 市場環境に応じて資産配分を機動的に変更します

出典:ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド | ピクテ投信

ノアリザーブはどちらかと言えば、保守的で堅実に資産を増やすタイプの商品です。公式サイトの記事より運用実績を引用したものが以下。ノアリザーブのこれまでの利回りは年率2.1%で、インフレ水準かそれを少し上回る程度の期待リターンになります。

ノアリザーブのパフォーマンス

アクティブファンドを論じる際に重要なコストの話を書いてしまうと、ノアリザーブの信託報酬が1.6%程度と、よくあるアクティブファンド相応の高いコストがかかっています。おそらく、アセットアロケーションから期待できる本来のリターンは年率3~4%ぐらいですが、そのうちの利回り1~2%分をコストとして支払っています

そのノアリザーブのアセットアロケーションを見ると、時期によって「株式・債券・ゴールド・その他キャッシュなど」の比率が異なるものの、おおよそローリスク資産6割、ハイリスク資産4割ぐらいで推移します。これはつみたてNISAの「安定型」と名前の付く商品に近い配分です。

ノアリザーブのアセットアロケーション推移

そこでアセットアロケーションの似た商品と下方リスクの比較をすると、ノアリザーブは下落からの回復がやや遅いことがわかります。コストがかかっている分だけ基準価額の戻りが悪く、同水準の商品に比べてパフォーマンスが悪くなっている可能性はありそうです。

ノアリザーブの下落率と、下落からの回復日数

といった検証から見るに、「わざわざノアリザーブを選ばずとも、低コストのインデックスファンドで良い」というのがオチでございます。

ピクテ投信の商品は、売り方はうまいのですが、商品のパフォーマンスはついてこないのがよくある話ですw

余談ですが、ノアリザーブの分散度合いは他の投資信託に対して過剰とも言えるほどです。目論見書を見ると、国別・テーマ別に様々なマザーファンドがあり、状況に応じて投資する割合を変えています。

しかし、そこまでやっても、結局一般的なインデックスファンドが上回っている点で、アクティブ運用の難しさを感じますね。

基本的な情報

ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(ノアリザーブ)(2020年9月26日時点)
商品名ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド
投資先世界の株式、債券、金など
ベンチマークなし
購入手数料証券会社に依存
信託報酬1.62%
純資産約176億円
分配頻度年1回(年1回決算型)
毎月(毎月分配型)
運用会社ピクテ投信

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まとめ

  • ノアリザーブはピクテ投信のアクティブ運用を行うバランスファンド。相場に合わせて資産配分を機動的に変更する
  • ノアリザーブの年間の期待リターンは2%程度。実際には3~4%ほどの利回りが出る商品だが、コストに食われている分が大きい
  • 大きな損はしにくい商品。堅実に時間をかけて緩やかに資産を増やす

ピクテ投信「(富裕層の資産を)アクティブ運用で守りながら増やす」といったブランディングを行っており、ノアリザーブはいかにもそのブランドに合致した商品と言えると思います。が、繰り返すように、通常はインデックスファンドを選べば十分ってところです。

購入動機

筆者はピクテ投信の情報コンテンツが好きで、動画もメルマガもよく見ています。なので、ノアリザーブの購入動機はその「投げ銭」的なノリなのです。

うまくマーケティングに乗せられている気がしますが・・・気づかなかったことにします(笑)。

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