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eMAXIS neoシリーズを使って、夢のある投資を始めよう!特徴と投資上の注意点を解説!

eMAXIS neo3. 商品選択と組み合わせ




eMAXIS neo

eMAXISシリーズで、個人投資家に知名度の高い三菱UFJ国際投信から「eMAXIS neo」という新しいファンドシリーズが登場!

ただし、このシリーズはこれまでのeMAXISシリーズとは異なった特徴を持つ商品です。

これから成長が期待される産業・業種・テーマに投資したい!!

そこで本記事では、

  • eMAXIS neoシリーズの特徴と商品概要の紹介
  • eMAXIS neoシリーズに投資するメリットとデメリット
  • 投資する上での注意点など

をまとめて紹介!

趣味や関心に合わせて投資先・業種(テーマ)を選びたい場合に、候補に挙がる商品だと筆者は感じます。

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eMAXIS neoシリーズとは

ジャンル・業種で選ぶ「テーマ」に投資するインデックスファンドシリーズ

eMAXIS neoシリーズとは、三菱UFJ国際投信が設定するインデックスファンドシリーズです。

eMAXIS neo | 三菱UFJ国際投信

eMAXIS neoシリーズは、eMAXIS slimシリーズとは異なり、つみたてNISAには対応しません

商品性を考慮しても、資産形成の中核に据えるよりも、余剰資金がある時に夢を託すつもりで買うのが良い商品だと筆者は思います。

例えば、

  • 毎月の積み立て:つみたてNISAでeMAXIS slim先進国株式インデックスなど
  • ボーナスの投資:eMAXIS neoシリーズを一括買いなど

といった具合ですね。

2018年8月6日時点で3つの商品

eMAXIS neoシリーズは2018年8月6日時点で3つの商品があります。

  • eMAXIS neo 宇宙開発
  • eMAXIS neo ロボット
  • eMAXIS neo 遺伝子工学

eMAXIS neo 宇宙開発

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Kensho Space Index のチャート

出典:https://indices.kensho.com/index/KMARS

eMAXIS neo 宇宙開発 | 三菱UFJ国際投信

eMAXIS neo 宇宙開発はKensho Space Indexへの連動を目指すファンドで、宇宙開発に関わる企業から構成されています。

Kensho Space Index | Kensho Indices(英語)

個人的に3商品の中で一番買いたいって思ったファンドが宇宙開発ですね。

だって、最近ガンダムとか宇宙戦艦ヤマトとか見たから・・・

宇宙開発ってまだまだこれからの産業ですから、流行り廃れとかほぼ関係ないじゃないですか

eMAXIS neo ロボット

Kensho Robotics Indexのチャート

出典:https://indices.kensho.com/index/KBOTS

eMAXIS neo ロボット | 三菱UFJ国際投信

eMAXIS neo ロボットはKensho Robotics Indexへの連動を目指すファンドで、ほぼ米国のいわゆるロボティクス関連企業から構成されています。

Kensho Robotics Index | Kensho Indices

eMAXIS neo 遺伝子工学

New Economies Kensho Genetic Engineering Indexのチャート

出典:https://indices.kensho.com/index/KDNA

eMAXIS neo 遺伝子工学 | 三菱UFJ国際投信

eMAXIS neo 遺伝子工学はKensho Genetic Engineering Indexへの連動を目指すファンドで、ほぼ米国の遺伝子工学関連企業から構成されています。

Kensho Genetic Engineering Index | Kensho Indices

過去5年間のリターンがすごい!(ただしリスクも大きい)

以下は、三菱UFJ国際投信の資料から引用した、各インデックスの過去5年間のリスクとリターンです。

eMAXIS neo シリーズの2013-2018年リターン

出典:https://emaxis.jp/text/253270_180815.pdf

図中で、

  • 先進国株式はeMAXIS slim 先進国株式インデックス
  • 米国株式はeMAXIS slim 全米株式(S&P500)

にそれぞれ該当するとお考えください。

この図では、宇宙開発、ロボット、遺伝子工学の3つはリスクとリターンともに先進国株式と米国株式を上回ります。

このことから、eMAXIS neoシリーズはeMAXIS slim 先進国株式インデックスやeMAXIS slim 全米株式(S&P500)よりも大儲けできるかもしれないし、大きく損をするかもしれないといった特徴を持っているとわかります。

革新的な「テーマ」に投資できる、「テーマ型投信」のメリットとデメリット

eMAXIS neoシリーズはいわゆるテーマ型投信のようなものです。

投資家が資金を預け、それを運用する投資信託。初心者向けの投資方法としてよく話題に上るが、近年は「テーマ型投資信託」なるものも登場している。これは、特定のテーマに関する銘柄に的を絞って投資するタイプの金融商品だ。今後成長しそうなテーマが多く、過去にはブラジル関連ファンド、シェールガスや太陽光、最近ではAI(人工知能)などが出ている。

出典:新興国に? テーマ型投信、2017年のトレンド予測 | 東証マネ部

ここではeMAXIS neoシリーズを考える上で避けては通れない、テーマ型投信のメリットとデメリットを考えます。

メリット:テーマ選びなら企業選びよりもすごく簡単!

テーマ型投信は、ある特定のジャンル・業種の企業に投資したい場合に、私たちにとって分かりやすいといった特徴があります。

例えば「AI関連企業」に投資したいと考えた場合、AI関連事業を手がける企業を探すよりも、あらかじめその分野でまとめられた投資信託を選ぶほうがずっと簡単です。

最近は、

  • FOLIO
  • SBI証券のテーマキラー!

など、ある「テーマ」に投資できる商品が増えており、eMAXIS neoシリーズもほぼ同じコンセプトの商品です。

初心者の投資ハードルの1つに、「どの企業に投資すればよいかわからない」というものがありますから、それなら企業よりも「テーマ」を選ぶほうが簡単だよね、って話です。

テーマ投資のデメリット

しかし、テーマ投資は、どちらかと言えば、あまり推奨されない投資という一面も持ちます。

幻冬舎ゴールドオンラインでは、テーマ投資に注意すべき点として以下の3つを挙げています。

  1. すでに話題になっているテーマは割高な水準まで買われていることが多い
  2. テーマ投資は特定業種への集中投資なので、分散投資効果は低い(通常のインデックス投資よりもハイリスクハイリターンな成績に)
  3. テーマ型投信のほとんどはアクティブファンド

eMAXIS neoシリーズはインデックスファンドなので、今回のケースで注意すべきは「1」と「2」です。

特に「2」の分散投資効果の低さ(= ハイリスクハイリターンな成績になりやすい)は、先のリスクとリターンの図で示したとおりです。

そのような特徴からも、上述のように、eMAXIS neoシリーズは資産形成の中核に据える商品ではなく、余剰資金がある時に夢を託すつもりで買うのが良い商品です。

でも、宇宙開発には夢を持ちたいじゃん?

というわけで、先に挙げた投資プランをもう一度。

  • 毎月の積み立て:つみたてNISAでeMAXIS slim先進国株式インデックスなど
  • ボーナスの投資:eMAXIS neoシリーズを一括買いなど

老後に備えた投資はつみたてNISAやiDeCoで投資できるものを利用し、eMAXIS neoシリーズは余力があって(かつ、関心があれば)投資する、といった運用をオススメします。

少なくとも個人的にはそうします。

なお、怖いところは「思ったより人気が出なかったので運用やめまーす」って早期償還する話でしょうかね・・・。

信託報酬も特に低いわけではないですし、eMAXISのブランドを背負った商品としては失敗に終わる気がするようなしないような・・・といったところです。

とりあえず、宇宙開発は買おうかな。

eMAXIS neoシリーズはどこで買える?

以下の3つの証券会社で販売しています。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

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まとめ

  • eMAXIS neoシリーズは、今までeMAXIS (slim) シリーズとは異なるインデックスファンドシリーズ。いわゆるテーマ型投信
  • テーマ型投信はジャンル・業種といったテーマで投資先を選定できるので、銘柄を選ぶ必要が無く、初心者でも投資のハードルが低い
  • eMAXIS slim 先進国株式インデックス等に比べてハイリスクハイリターンになりやすいので、余剰資金があって、かつ関心があるならば投資してみると良い

つみたてNISAやiDeCoを利用したインデックス投資よりも超過利益を得たい場合に、選択肢の1つとして選んでみてはいかがでしょうか。

一方で、eMAXIS neoを老後に向けたお金の運用先の中核には据えないよう、お気をつけください。

このシリーズは現在個人投資家が好んで選んでいるeMAXIS slimシリーズとは異なる性格の商品ですから。