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【1460】MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信について見てみる

3. 商品選択と組み合わせ




前回の記事で「eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス」について触れたのですが、この投資信託と同等のETFが「MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(1460)」との名前で上場していました。

2016年から上場しているそうですが・・・今知りましたw

最初に結論を述べてしまうと、「買いやすさ」という意味でMAXIS JAPAN クオリティ150上場投信を買うつもりはないんですけど、ざっくり記事にまとめてみます。

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MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(1460)とは

クオリティファクターを採用するスマートベータETF

MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(1460)は「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ150インデックス」をベンチマークにする上場投資信託(ETF)で、クオリティファクターを採用したスマートベータETFです。

スマートベータとは?

従来の時価総額型の指数のように市場全体の平均や値動きを代表する指数ではなく、財務指標(売上高、営業キャッシュフロー、配当金など)や株価の変動率など銘柄の特定の要素に基づいて構成された指数。中長期的に市場平均を上回るようなパフォーマンスを期待する指数

出典:スマートベータ指数(すまーとべーたしすう) | 野村証券

MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信の運用上の特徴は「eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス」と同等ですのでそちらをご覧ください。ざっくり特徴を述べれば、以下の通りです。

★MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信の運用上の特徴

  • 国内の財務や業績面で優れた150銘柄(中~大型株)を投資対象
  • 対TOPIXで同等かやや優れる傾向
  • 特に下落相場での耐性を発揮する場合がある

出来高めっちゃ少ない。。

さて、MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信の最大のデメリットは出来高がほとんど無い点ですね。。さすがに無名すぎます。。

以下が1460の株価チャートと出来高を示したもので、取引の薄さが見て取れます。取引無く1週間終わってしまう時も多々あって、ちょっと辛いです。

MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信の株価チャートと出来高

この銘柄、マーケットメイクの非対象銘柄なので、適切な価格で売買できない流動性リスクがあります。場合によっては基準価額より市場価格が安くなる場合もあるものの、積極的に手を出しにくいですね。

その他、1460の特徴

その他、1460の特徴は以下の通り。

MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(2021年3月1日時点)
証券コード1460
投資先日本株式150銘柄
ベンチマークiSTOXX MUTB JAPAN クオリティ150インデックス
価格23,570円
取引単位1口
購入手数料証券会社に依存
経費率0.264%
純資産6.8億円
分配頻度年2(1/7)
分配金利回り1.40%
運用会社三菱UFJ国際投信

より純資産が潤沢で、流動性リスクも抱えにくい同等の商品が投資信託で売られているのですから、敢えてMAXIS JAPAN クオリティ150上場投信を選ぶ理由がないかなぁと感じます。

何より、取引量が少なすぎて売買に参加しづらいです。。。

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まとめ

  • MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(1460)はクオリティファクターを採用したスマートベータETF
  • 1460は国内の財務・業績的に優れた企業150社へ投資する
  • 取引量が少ないうえにマーケットメイクも行われていないので、取引に参加しにくい

正直、記事に書くほどでもなかったETFなんですけど、「そういう商品もあるんですね」ということで。